きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

韓国芸能人

2017-08-21 12:56:16 | ぺ・ヨンジュン


韓国で芸能人が卑下されてきた歴史的な背景とは?

世界的なスターを生み出している韓国の芸能界。
そのあこがれの世界を夢見る子供たちは多いのですが、
いまだに韓国社会では芸能人を低く見る風潮が残っています。
そこには、どんな歴史的背景があるのでしょうか。

儒教国家であった影響

社会的に芸能人が卑下される傾向にあったのは、
1392年から1910年まで続いた朝鮮王朝の影響が
現代韓国にも強く及んでいたからです。
そこで、朝鮮王朝時代の芸能について考えてみましょう。
儒教国家であった朝鮮王朝は芸能を低く見ていました。
朝鮮王朝では文人の素養として音楽、絵画、書など
一部の芸術を尊重しましたが、
庶民が楽しめる大衆芸能の地位は他の国では見れないほど低いものでした。
朝鮮王朝の前の高麗王朝では仏教が重んじられたため、
その礼式としての舞や歌、音楽などが重視され、人形劇や演劇なども盛んでした。
日本や中国でもそうでしたが、仏教はもともとその教理を音楽や歌、
踊り、語り、演劇などの芸能を通して広めるという伝統を持っていたのです。

芸人は最下層の身分

高麗王朝時代とは違い、朝鮮王朝になってから、
禁欲的な儒教の影響により華麗な芸能は禁じられるようになります。
もちろん、儒教の祭礼や王宮の宴会などの公式行事でも音楽と舞は
重要なものでしたが、それは高尚なものとして発展し、
あくまでも儒教の哲学に基づいたものでした。
そうではない民間の芸能に対しは徹底的な差別が行なわれました。
顕著な例だったのが、庶民の娯楽だった芸能に従事する人たちが
最下層の(チョンミン)にされていたことでした。
その結果、特定の地域に居住することができず、
村から村へと放浪しながら、芸人たちは自らの芸を見せて糊口をしのいだのです。
一方、朝鮮王朝の後期になり、芸能の技術的な発展によって、
大衆のための芸能は絶大な人気を得るようになります。
そうした芸能の中から、今も人気があるパンソリや
タルチュム(仮面をかぶって踊る舞踊劇)などが伝統芸能として残っていきました。
それでも、芸人の地位が相変わらずであったことには変わりがありません。
とても理不尽なことでした。

今でも知識階級が序列上位

結局、大衆芸能が一つの文化として認めれようになったのは、
実はごく最近のことなのです。職業に上下をつけたがる韓国人にとって、
芸能人には昔の卑しいイメージが強く残っていました。
「タンタラ」という芸能人を意味する俗語もその蔑視した視点からきたものです。
この俗語の語源については諸説がありますが、
英語のトランペットやホーンの音の擬声語の
「tantara」からきたものだというのがもっとも知られた通説です。
いずれにしても、文を尊ぶ社会だった朝鮮王朝時代の影響で、
今でも韓国では知識階級こそが序列上位なのです。

その知識階級は芸能界を低く見下す傾向があります。
しかし、それはあくまでも歴史的な経緯によるものです。
韓流ブームがアジア各国を席捲して以降、
国威発揚に貢献したということで芸能界は高く評価されるようになりました。
一部に偏見が残っているのは事実なのですが、
国民が芸能界に期待する部分もますます大きくなると思われます。
文=朴敏祐(パク・ミヌ)+「ロコレ」編集部


「韓流ブームがアジア各国を席捲して以降、
国威発揚に貢献したということで芸能界は高く評価されるようになりました。」


韓流ブームの先駆者のヨンジュンが・・・・
芸能人の地位を上げたと言えるかもね・・・・
そしてキーイーストという会社を創ったのも・・・
より韓国の芸能人の地位を高くするためかもしれない・・・・