きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

『冬のソナタ』の第18話

2022-01-15 13:21:41 | ぺ・ヨンジュン

冬ソナ20周年企画/
ペ・ヨンジュンの2002年にタイムスリップ4「海辺」

目の前に広がっているのは、美しい砂浜と青い海原だ。
ときは2002年3月9日。
この日は、江原道のチュアム海岸で『冬のソナタ』の撮影が
進められていた。
すでにこのドラマは韓国で社会現象を巻き起こすほど人気を博していた。

手をつないで海岸を歩く若い男女がいる。
チュンサンに扮したペ・ヨンジュンとユジン役を担うチェ・ジウだ。
2人は本当の恋人同士のように仲むつまじく
海岸でのひとときを楽しんでいる。
2人のそばにカモメが群れをなして近寄ってくる。
もともとカモメが多い海岸なのだが、撮影用に助監督がイカの内臓を
海岸にまいてあったので、それを目当てにさらに集まってきている。

そんなカモメたちに見守られながら、2人は海岸を走ったり、
砂浜に寝ころんで空を見たり、突然近づいてきた小犬とじゃれたり……。
見ていても、心が休まる場面だ。
この日に撮影された映像は、『冬のソナタ』の第18話として放送された。
ストーリーの上では、悲しみの連鎖の中で
一瞬だけ癒しをもたらす珠玉の場面だった。
ユジンはただうれしくてはしゃぐだけだが、チュンサンは
ユジンとの別れを決意して、切ない思いで彼女を見つめていた。



そのときのペ・ヨンジュンの演技が忘れられない。
昼間の海岸で、ペ・ヨンジュンはどこか遠くを見るような
澄んだ目をしていた。潮風になびく栗色の髪が印象的だ。
ファンは自分をユジンに置き換えて、ペ・ヨンジュンと過ごす
海辺のひとときを満喫していたのかもしれない。
恋する男女にとって、まばゆい海は、すぐにでも飛んで行きたい場所だ。
そして、砂浜に並んで座り、黙って水平線を見ている。
ただ、それだけでいい。2人は「永遠」というものを信じられる。
ファンが、あの海辺のシーンでペ・ヨンジュンの表情の中に
キラリと見つけたのも、この「永遠」かもしれない。
はかなく消えるイメージの中に、かならず残る心象風景があるとすれば、
それはまさにペ・ヨンジュンが見せた切ないまでの哀惜だった。
(次回に続く)
文=康 熙奉(カン・ヒボン)

美しい海辺のシーン・・・
本当に素敵だったけど、私はこの話で目に焼き付いているシーンがある。
民宿のシーンで・・・
入り口に並べられたチュンサンの靴が・・・
つま先がぱっくり割れていたよれよれの靴だった事(笑)
スタッフの靴を使ったのだろうか・・・?
妙なところに目がいく私・・・えへへ

荒れ模様のお天気も今日は休憩のようです。
雪寄せもなくて、少しのんびりです。