私には84歳の母がいます。
一人暮らしなので、その見守りと、日常的に母ができない部分の手伝いをしに
1週間に一度は実家に行き、隔週程度で泊ってきたりもします。
22日(木)、母の神経痛が悪化して、実家に行ってきました。
私の自宅は新聞の定期購読をしていませんので
実家に行くと、新聞をまとめて読むのが日課になっています。
そこで、21日(水)の朝日新聞朝刊32面・33面のフィリップモリスジャパンの広告を見ました。
フィリップモリスジャパンにも不愉快でしたが、それ以上に朝日新聞に腹が立ちました。
これまでも、JTの広告などを掲載している朝日新聞ですが
ここにきて新型タバコの抬頭に危機感を持っている私は
広告掲載でそのお先棒を担いでいるに等しい朝日新聞社に、抗議の意見をメールで送りました。
メールは1000字以内に収めなければなりませんので、舌足らずかと思います。
私の意見と違うご意見、もしくは援護してくださる方は、ぜひ朝日新聞社にご意見をお送りください。
朝日新聞社へのご意見・お問い合わせはこちらから。
以下は、私が送った意見です。
現在私は新聞を定期購読していませんが、実家では長年朝日新聞を購読し続けており
読むなら朝日新聞と決めています。
このたびは、実家で読んだ12月21日(水)の朝刊32面・33面に掲載された
フリップモリスジャパンの「加熱式たばこ」の広告掲載について
抗議の意見をお送りし、貴紙の見解を伺いたく、メールしました。
日本は、タバコ規制枠組条約(FCTC)に批准しています。
FCTCでは、第十三条でタバコの広告、販売促進及び後援を禁止しており
紙巻きタバコ・噛みタバコ等、これまでにあったタバコ製品の広告掲載は言わずもがな
電子タバコや加熱式タバコといったいわゆる新型タバコも、これに含まれると考えます。
新型タバコは普及してからの年月がまだ浅いため、その害も詳らかにされておらず
広告中でも「有害な物質も、極めて少なくなる」「身体へのリスクだって、きっと抑えることができる」
としか言いようがなく、「害を少しでも減らせる」だけで、有害であることに変わりはありません。
タバコの広告を掲載する行為は
人の健康と命を奪いながらお金儲けをしている会社のお金をもらっていること
すなわち、タバコ会社によってニコチン依存に陥った人たちが
自分の健康と命を引き換えにして捻出したお金を、間接的に手に入れていることと同じです。
また、朝日新聞の購読者には、未成年も大勢いると思います。
大人でさえこの広告を見て、新型タバコなら許されると勘違いする可能性も大きく
ましてや未成年ではタバコについて誤った知識を持つ可能性があります。
FCTCでは、「誤認させる若しくは詐欺的な手段又はタバコ製品の特性、健康への影響危険
若しくは排出物について誤った印象を生ずるおそれのある手段を用いることによって
タバコ製品の販売を促進するあらゆる形態のタバコの広告、販売促進及び後援を禁止」しており
それに抵触すると考えますが、いかがでしょうか。
貴紙へのタバコ広告の掲載について、ここに強く抗議します。
今後貴紙には、お金をもらえる広告主だから大切にするというこれまでの姿勢を変え
タバコ広告の掲載は国民の健康と生命に不利益をもたらす行為に加担していることになる
と認識を改め、タバコの広告掲載をやめていただくよう強く要望します。
この記事に腹立たしいというより情けないと感じました。
benさんが情けないとお感じになったように、私は悲しくなりました。
肉蔵でーぶで働く従業員の方の受動喫煙について、店主であるデーブ大久保さんはどう考えておられるのでしょう。
従業員の健康を守るのは、雇用主の義務です。
百歩どころか、千歩も万歩も譲って、肉蔵でーぶのお客や従業員が、全員喫煙大歓迎だったとしましょう。
でも、お店から出たら、誰にも遭わないうちに風呂に入って衣類を洗濯し、呼気からタバコ煙が排出されない時間まで一人でいることができる人は、かなり限られると思います。
この記事では、喫煙可能な店で喫煙したお客が、タバコまみれの体で店外に出て、周囲を三次喫煙に巻き込むことは、全く考えられていません。
また、店頭に置かれた灰皿のことも、その灰皿が置かれているからこそ離れていく人がいるということに、想像が及ばないのでしょうね。
私の周りにいる方は、受動喫煙を発端にして、化学物質過敏症になってしまった方が多くいます。
日常生活で、いろいろな臭いから逃げ回って、やっと生活していらっしゃる方々を見ると、本当に胸が潰れるような思いがします。