喫煙を考える

「喫煙」という行為について共に考えましょう。
タバコで苦しむのは、喫煙者本人だけではありません。

NHKみなさまの声に抗議の意見を送りました

2016-12-16 19:03:19 | タバコ問題への取り組み

12月14日(水)22時放送のNHK総合クローズアップ現代+
「どうなる?たばこ“新ルール” 広がる波紋」と題して、2020年の東京オリンピックに向けて
タバコ規制をどのように進めるのか、世界から見た日本の現状、今後の課題などが取り上げられました。
私は実家で母と一緒にこの番組を見ていたのですが
「どうしてこういう作り方しかできないのかな」
と、不満に思う点もあり、NHKホームページの「みなさまの声」から、意見を送りました。
ただ、メールでの意見は400字以内に収めなければならず
思いのたけを全て述べることができませんでしたが、以下のようにまとめました。


1.スタジオセットは現状を表しているのかもしれないが、受動喫煙の害を番組内で紹介していながら
 まるで出演者に受動喫煙を強いているようなセットのセンスを疑います。
 見ているだけで、気持ちが悪くなるセットでした。

2.喫煙肯定側の紹介が多過ぎます。
 JTの分煙、PMのIQOSを取り上げることは、宣伝の加担をしていることになります。
 健康被害の問題であると言いながら、被害者のことは取り上げず
 喫煙所が遠くなって不便だの居酒屋で吸えないと困るだの
 喫煙者の言い分を取り上げて、論点をぼかしています。

3.番組の内容から、NHKは喫煙の問題を健康被害の問題と認識しているのか
 おおいに疑問に感じました。
 両論併記は一見公平に見えて
 実は健康被害を出している側(タバコ会社・喫煙者)の代弁をしているにすぎません。


クローズアップ現代+をご覧になった皆さん、いろいろとお気づきの点がほかにもあると思います。
受動喫煙のことについては取り上げられていましたが、三次喫煙については触れられていません。
また、ゴリ(以下、敬称略)の喫煙擁護が過ぎます。
ゴリは、タバコをやめた方だということです。
ということは、タバコを吸うことより、タバコをやめることの方が彼にはメリットがあったのです。
メリットを享受している人に、喫煙を擁護させるNHKの演出(と私は見ました)はひどい。
引き受け手がいなかったのかもしれませんが、それならまだバリバリの喫煙者
例えば、養老孟司や黒鉄ヒロシ・坂上忍などを出演させた方がマシだと私は感じました。
NHKとしては、彼らのような方々を喫煙擁護派として出演させることは怖いのかもしれませんが
彼らなら喜んで出演してくれたかもしれません。
クローズアップ現代+のホームページでは
「これまでの放送」から「特集ダイジェスト」として、放送した内容を見られるようになっています。
そちらをご覧になっての意見でも良いと思います。
皆さんのお気づきの点を、NHKに意見として送りましょう。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (寺嶋法子)
2016-12-20 20:08:56
私も見た後に下記を投稿しました。
「 画面に白い煙があり、人前での喫煙を肯定しているようで不愉快になった。飲食店組合の人が、従業員の健康被害に言及していないのは、勉強不足だ。喫煙所が作れないような店を救うのは、全飲食店が一斉に「終日店内禁煙」しかない。」
返信する
一人一人が行動を! (荻野寿美子)
2016-12-22 20:03:41
寺嶋法子さん、コメントを頂戴し、ありがとうございます。
NHKにご意見を送られたとのこと。
一人一人が行動に移すことが大切ですね。
すばらしいです。

よく、投票にも行かないのに、政治の現状に対して文句を言っている人がいますが、タバコ問題にしても同じで、文句を言っているだけでは何も変わりません。
一人一人が行動を起こすことで、少しづつでも変化していくでしょう。
返信する

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