たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★第10回 夏期大学講座

2009年08月01日 | 講座「禅といま」
大本山永平寺主催夏期大学講座「禅といま」が
7月29日・30日に芝の東京グランドホテルで開催されました。
私は、スタッフとしてお手伝いさせていただきました




この講座は
曹洞宗の礎を築かれた道元禅師の750回忌法要に因む
社会に向けた文化事業として始まった講座であったため、
法要が終了した時点でこの講座も終了する筈でした。

ところが講座の存続が危ぶまれた中で
多くの受講者から継続を希望する声沸き起こり、
「やるならば節目の10年を目指そう!」
と勢いづいたという経緯があります。


そして今年が目標とした10年目!


この2日間とも、会場が満席となる330人の聴講があり、
しかもキャンセル待ちが100名近くという状況。

今回で最後なのか?という一抹の不安を抱えつつも、
多くの方と共に学びの機会をいただく事が出来ました。




講師・講演内容


 高田明和先生(浜松医科大名誉教授)
 「脳は若返る」




 南澤道人老師(大本山永平寺副貫首・北海道 中央寺住職)
 「仏縁に生かされて」




 木村清孝先生(鶴見大学学長)
 「仏教と現代―道元禅の位相」




 小倉玄照老師(岡山 成興寺住職)
 「良い子と悪さ子・諸悪莫作を読む」




坐禅教室


 講座の後、希望者を募っての坐禅会
  初日 86名  2日目97名

 別会場で椅子坐禅会開催
  初日のみ 約90名




昼食飯台


 精進料理の昼食(研修道場)




 夏期大学特製・精進料理のお弁当



点景

  
 休み時間の気分転換       竹・風




 お疲れ様でした。有り難うございます。




主催者である大本山永平寺からは
講師のおひとりでもある副貫首老師をはじめ、
監院老師・東京別院の監院老師が参加されました。


都市部において永平寺が文化講座を開くことの意義、
毎年、300人を超える方が参加されるその熱意を感じていただき、
来年以降も継続して開催の方向で光明が見えてきたようです。

10年という1つの節目を乗り越え、
より良い講座になるようがんばっていきたいと思います。


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