たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★相手として情けない

2008年11月24日 | マンション問題
21日(金曜日)のことです。

本堂正面(南隣)の10階建てマンション計画地で行われている解体工事中に、現場とたつのこ寺との敷地境界に打たれていた「境界杭」を無断で抜かれました。


先方が言うのには、
万年塀を撤去する際に境界杭と一体になっている部分があって
一時的に杭を取らざるを得なかったとのことですが、
それにしても、事前の相談も無いとは!




境界杭に手を出す時は、相談をすべきだということは、
法律を知らず、ノウハウを持ち得ない素人であっても、
世間の常識として持ち合わせている感覚です。

「万年塀を撤去すると杭が抜けますが、工事後に直します」

という相談があれば、これを断る気なんてないのに、
たまたまこちらが気付いたから問題が起きて、
苦情を言ったら、今度、謝罪と事情説明に来るとのことです。




不動産開発を生業にしているはずの業者が、
こんな常識的で初歩的なミスをするとは…

ひねくれた考え方もしたくなります。




もし、万が一、わかっててやったのだとすれば、
事業成功のためには手段を選ばない不誠実極まりない事業者です。




刑法第262条の2

[境界毀損罪]

境界標を損壊し、移動し、若しくは除去し、又はその他の方法により、土地の境界を認識することができないようにした者は、5年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。
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