たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★解体工事の再開

2008年10月31日 | マンション問題
遅くなりましたが、解体工事再開までの話し合いについて。

■■■月曜日■■■
先週木曜日から3日間は完全に作業が止まり、
先方の担当の方との協議を重ねて来ました。

月曜日の午前中、
交渉担当の方の他に、解体工事会社の責任者と
家屋調査の責任者の方も交えての協議となりました。

工事ストップ以来、2回の協議を経て今回の工事再開を前に最終的に確認しなければならないことは、主なものは次の通りでした。

・現に起きている本堂の被害に対する措置をどうするか

・事前の家屋調査をどう認識していたかについての確認

・今後の解体工事のすすめ方について

などでした。
およそ2時間の協議の中で主に次のようなことが確認できたため、
工事の再開へと進んでいきました。

・現に起きている本堂の被害は、調査資料の結果を待たずして認める。

・事前の家屋調査は、周辺地域の被害状況を把握するためのもので、
 調査をしていない所のフォローをしないということではない。

・散水量と解体スピードを落として、騒音振動を軽減する。




その結果、火曜日までは桁違いな静かさの中で工事が進められました。

水曜日以降は工事の進捗状況が変わったためなのか、
時々振動が大きいこともないわけではありませんが、
近隣の工事ですから「お互いさま」のレベルと思ってやり過ごしています。




先方の業者さんには、住職・副住職・総代さん方などの協議に参加した人がチャンと納得出来るまで同じ事でも何度でも何度でも説明して下さって、非常に感謝しています。

計画の概要が明らかになり、事業者の様子をネットなどで調べて見たところ、全国各地で紛争を抱えている会社だとわかり、内心は身構えながら様子をうかがっていました。ただ、こうやって話をしていると、担当の方自身は、こちらの理解を最優先に仕事を進めてくれているようで、何よりでした。

ただ、たつのこ寺の門前に30メートルのマンションという計画そのものは、今後、その内容についてお寺への悪影響が出ないよう、何度でもお願いをしていかなくてはなりません。
これからも誠を尽くしながら話し合いをしていきたいと思います。
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