たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★見つけて食べよう江戸の味

2009年08月23日 | まなび
お手伝いしている宗派の寺務員仕事の企画で、
千葉県木更津まで「簀(す)だて漁」に行きました。

 海の中に城郭のように網を張っておくと、
 満潮の時に魚が迷い込んできて出られなくなります。

 暫くして海が干潮になると
 網の中の魚は沖合に出られません。

 そこを漁師さんが一網打尽にするというのが、
 簀だて漁という昔ながらの漁法です。



今月は19日から21日が潮の干満の差が大きい“大潮”で、
簀だて漁にとっては最好のタイミングでした。





午前8時 西麻布のお寺を出発!


途中のバス車内にて

 「東京湾横断ウルトラクイズ」
   ・東京タワー
   ・レインボーブリッヂ
   ・羽田空港
   ・海ほたる

 「罰ゲームつき爆弾ルーレットゲーム」
   ・山手線ゲームの要領で風船を伝達していく
    予め設定した時に風船を持っていた人が負け。
   ・お題「あいさつの種類」「魚の種類」

45分という短い時間でもありましたが、
バスレクリエーションも楽しく過ごせて
あっという間に木更津に到着しました。



この船で簀だての漁場まで行きました。





間近には東京湾アクアラインです。





これが「簀だて」





お昼の給仕船はすでに到着していて調理の真っ最中でした。





トゲのあるエイを簀だての外に出してもらいました。
40人が優に入れるので、簀だての中は随分と広いです。





奥まった狭い所で子どもたちが大はしゃぎ。

 



簀だて漁で捕まえたお魚さんを
その場でさばいてお刺身にしていただきました。





暫くすると「砂浜」が出現しました。
右方の二本柱が潮の引き具合の目安になります。

 



大潮で干潮の間は船が座礁しているので、
どんなに帰りたくても船は動きません。





岸から何百メートルも離れた所が
海水浴の砂浜のようです。







お昼が過ぎてだんだんと潮が戻ってきて、
海水浴場はだんだんと狭くなっていきました。







都合4時間ほどの滞在時間を満喫。


食卓で私たちが口にしているものは全て命ある存在。
その命の犠牲なくしては私たちは生き続ける事はできない。

命をいただきます。命をごちそうさま。

その事実をリアルに感じてもらうことができれば、
今回の企画はやった甲斐があるのだと思います。




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今回おせわになった「つぼや」さんは、
草ナギ君が事件を起こした直後の“ぷっすま”にも出演していました。

魚好きな子どもたちの好奇心にも応えてくれる
あたたかい笑顔の漁師さんでした。

一艘で40人がちょうど良い感じです。

お檀家さん方に向けての親子企画としても良い企画です。

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