これは、平成24年12月5~7日に行った台湾(台北市)の訪問記です。
★台湾・台北 訪問記 その1 「旧曹洞宗台北別院へ」
★台湾・台北 訪問記 その2 「東和禅寺で法要随喜」
初日の晩にツアー本隊と合流した翌日は、
台北の市内観光で始まりました。
故宮博物館で台湾の至宝の数々を鑑賞し、
展示品をモチーフにした白菜グッズのお土産を購入した私たちは、
毎正時にセレモニーが行われる「忠烈祠」に向かいました。
ここは、辛亥革命や中華民国建国や革命のため、
そして抗日運動などで命を落とした英霊が祀られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/9d/cf95ff96af5ddadf3cfbbf973fb74643.jpg)
1時間微動だにせず警護にあたっていた2名の衛兵と
これから任に就く2名の衛兵の交代時に行われる儀式です。
衛兵の足もとの石畳が赤茶けて色づいているのは、
長い間、同じ所を歩き続けてきた衛兵の足跡です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/6d/31221a062a0d2f2c1fc04209b1825b5f.jpg)
衛兵が立ち続けている山門を抜けると忠烈祠大殿が目に入ります。
ここが、無数の英霊を祀るメインの建物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/57/46f5d0b350dedb14cc60f0b97be1912c.jpg)
何かしらの行事が行われる時には、多くの人が集まるのでしょうか。
これぞ「伽藍堂」そのものという空間が保たれています。
昼食の後、免税店での自由時間に周辺の散策をし、
そして見つけたのは、台湾の宗教事情の一端に触れる場所でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/59/03b9d207778a4d4cf1e1936a499b9062.jpg)
台北市の葬儀所、正門前の大ホール「景行廳」と小ホールが8室。
中にまでは入りませんでしたが、この日もご葬儀があった様子です。
ここは、1995年にテレサ・テンさんの葬儀が国葬で行われ、
海外からも含めて、約3万人が葬儀に駆けつけたことでも知られています。
また毎年秋には、日本人物故者慰霊祭の会場ともなっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/e1/e754853035a5d30b5022f59b25420d20.jpg)
葬儀所の近くにある關帝廟の行天宮です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ec/105933569244bbe2f88728b0da55009c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/64/cb3c73e0b3087a7bc78be128f08a2c0f.jpg)
お線香で体を整えて(?)もらう人たち、
祀られている關帝と、世の中に対して礼拝をする人たち、
それぞれのタイミングで経典を読誦する人たち、
ここは多くの人たちが集まり、それぞれに自分の信仰心を表しています。
そして驚いたのは、その教化アイテム。
無料配布の経典、パンフレットがふんだんに用意されており、
誰でも取りそろえることができるようになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/3a/66cf86943f26dfd0f72eecee078a6e49.jpg)
そればかりか、このような掲示板を見ると、
参拝の心得がない人に対する親切な気持ちが伝わります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/ef/07ebaffcebff83ceb403bec7b22f4ca4.jpg)
ITに慣れた人にとって親しみ易く、興味も惹かれる教化方法です。
台湾の現地語はもちろんのこと、英語、日本語にも対応しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/7d/2efcc7b91a81433920e854ecfd301134.jpg)
行天宮を後にして改めて周囲に目を向けてみると、
軒並み連なるのは行天宮を礼拝するための献花・供物等の販売店や、葬祭業の店舗でした。
店舗内では、棺や骨壺の見本が置かれていて、ショールームのような雰囲気でした。
さあ、免税店のための自由時間が迫ってきました…。
★台湾・台北 訪問記 その4 「ふたたびの東和禅寺」へ
★台湾・台北 訪問記 その1 「旧曹洞宗台北別院へ」
★台湾・台北 訪問記 その2 「東和禅寺で法要随喜」
初日の晩にツアー本隊と合流した翌日は、
台北の市内観光で始まりました。
故宮博物館で台湾の至宝の数々を鑑賞し、
展示品をモチーフにした白菜グッズのお土産を購入した私たちは、
毎正時にセレモニーが行われる「忠烈祠」に向かいました。
ここは、辛亥革命や中華民国建国や革命のため、
そして抗日運動などで命を落とした英霊が祀られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/9d/cf95ff96af5ddadf3cfbbf973fb74643.jpg)
1時間微動だにせず警護にあたっていた2名の衛兵と
これから任に就く2名の衛兵の交代時に行われる儀式です。
衛兵の足もとの石畳が赤茶けて色づいているのは、
長い間、同じ所を歩き続けてきた衛兵の足跡です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/6d/31221a062a0d2f2c1fc04209b1825b5f.jpg)
衛兵が立ち続けている山門を抜けると忠烈祠大殿が目に入ります。
ここが、無数の英霊を祀るメインの建物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/57/46f5d0b350dedb14cc60f0b97be1912c.jpg)
何かしらの行事が行われる時には、多くの人が集まるのでしょうか。
これぞ「伽藍堂」そのものという空間が保たれています。
昼食の後、免税店での自由時間に周辺の散策をし、
そして見つけたのは、台湾の宗教事情の一端に触れる場所でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/59/03b9d207778a4d4cf1e1936a499b9062.jpg)
台北市の葬儀所、正門前の大ホール「景行廳」と小ホールが8室。
中にまでは入りませんでしたが、この日もご葬儀があった様子です。
ここは、1995年にテレサ・テンさんの葬儀が国葬で行われ、
海外からも含めて、約3万人が葬儀に駆けつけたことでも知られています。
また毎年秋には、日本人物故者慰霊祭の会場ともなっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/e1/e754853035a5d30b5022f59b25420d20.jpg)
葬儀所の近くにある關帝廟の行天宮です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ec/105933569244bbe2f88728b0da55009c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/64/cb3c73e0b3087a7bc78be128f08a2c0f.jpg)
お線香で体を整えて(?)もらう人たち、
祀られている關帝と、世の中に対して礼拝をする人たち、
それぞれのタイミングで経典を読誦する人たち、
ここは多くの人たちが集まり、それぞれに自分の信仰心を表しています。
そして驚いたのは、その教化アイテム。
無料配布の経典、パンフレットがふんだんに用意されており、
誰でも取りそろえることができるようになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/3a/66cf86943f26dfd0f72eecee078a6e49.jpg)
そればかりか、このような掲示板を見ると、
参拝の心得がない人に対する親切な気持ちが伝わります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/ef/07ebaffcebff83ceb403bec7b22f4ca4.jpg)
ITに慣れた人にとって親しみ易く、興味も惹かれる教化方法です。
台湾の現地語はもちろんのこと、英語、日本語にも対応しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/7d/2efcc7b91a81433920e854ecfd301134.jpg)
行天宮を後にして改めて周囲に目を向けてみると、
軒並み連なるのは行天宮を礼拝するための献花・供物等の販売店や、葬祭業の店舗でした。
店舗内では、棺や骨壺の見本が置かれていて、ショールームのような雰囲気でした。
さあ、免税店のための自由時間が迫ってきました…。
★台湾・台北 訪問記 その4 「ふたたびの東和禅寺」へ