ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

あのころの私

2008-05-26 08:30:25 | 油彩画その他

Copyright2008 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved.
「道」 油彩画 30号P 1994年作
チェコパブリック・プラハ


今週は京都色鉛筆水彩画です。
の前に・・・
先週1993年の3ヶ月ヨーロッパ旅行の話が出ましたので、ついでにその時の未公開作品です。


私は、高校・短大と美術系で在学当時、風景画を描く時は、通えない所は写真を使いそこで描けるものは写生と使い分けていたので、絵の制作で写真を使うことにあまり抵抗がありませんでした。
そんな感じで、1993年の旅行の時もたいしてスケッチもせずパチパチ写真撮っては
「これで日本帰国後いい絵が描ける」なんて思っていました。マジで!

あまかったぁぁぁ・・・・

帰国後、家族に協力いただき部屋にこもって制作開始!
こもること1年半。
みごとに打ちのめされました。
私にとって制作に必要な要素は写真に無いみたいで、たぶん写真からインスピレーションを得て制作に反映できない不器用イマジネーション欠乏者なんだ!とにかく楽しくない。楽しいか楽しくないかは特に重要でして、伸びるか伸びないかの分かれ道だと思っています。

お金と時間を費やして出来ないことをしっかり理解しました。クタクタです。
やっぱり家族に迷惑を掛けてしまいましたが、今の私のスタイルを決定づけておりますので、
いい経験だったと思います。本当にありがとうございました。

※写真を使わないことにこだわってる訳でなく、写真をうまく使えないので使わないんです。
 これは、あくまで私にとっての楽しい制作スタイルで、写真否定ではありません。



【シリーズ世界の窓から②】

やっぱり窓があると・・・

覗きたくなりますよね!



スイス・フリティゲン   1993年



スイス・シャフハウゼン   1993年


※明日から進行形・京都色鉛筆水彩画アップしま~す。


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ピサの斜塔 | トップ | 着物じいさん »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なつみ)
2008-05-26 15:43:01
「シリーズ世界の窓から」のチラッと見える
小さい世界感好きです♪

でもその先に広がる世界の想像は
はるかに大きく膨らみますね。

スイス行ってみたいです!
返信する
なつみ様 (ろくびー)
2008-05-26 19:37:08
チラリズム大好きです♪

窓は特別好きでして、窓かわいさに絵を描くこともあります。
スイス俺も行きたい!
PS.手長エビは淡水のやつです。
返信する
Unknown (蜻蛉)
2008-05-27 08:30:44
写真かと思っていたら、油絵だったのですね。
清さんもあのような感じの絵を書いていた時があったんですね。

写真からはインスピレーションが湧かない・・・。
清さんの絵を見ていると現場の町の雑踏、行きかう人達の表情を楽しんで眺めながら絵を描いているように感じます。
写真だとそれを感じる事が出来ないのかもしれないですね。

ちなみに私もイタリアでちょっとした窓があるとそこから良く写真撮ってました。
シエナ同様、この手の写真も家にてんこ盛り。(笑)
返信する
蜻蛉様 (ろくびー)
2008-05-27 20:06:59
気が合いますね~♪
今度お茶でもいかがでしょうか?

あっ 遠ーいかった!
返信する

コメントを投稿

油彩画その他」カテゴリの最新記事