93歳、認知症の義母の笑い話
(1)天皇、皇后両陛下をテレビで見て私、この人、知ってる!と突然、声を上げる。知人か親戚みないに思ったみたい。
(2)自分の入れ歯を見て綺麗な歯やね。虫歯がひとつもないわ。
(3)6人の孫の名前が覚えられず、すべての孫を“かわいこちゃん”と呼ぶ。
(4)嫌なことは数分で忘れて、すぐに頭のスイッチを切り替えられる。
(5)耳が遠いので近くにいても夫婦で義母の話題を気にせず何でも話せる。
(6)人のことや花、食事を褒めるのがうまく、おだやかな性格。
(7)93歳だが食事はいつも美味しく完食。入れ歯ですが食べるのに不自由さはない。
93歳、認知症の義母の笑えない話
(1)トイレはドアを開けてする。
(2)2階の私達の寝室に寂しくて夜中に入ってくる。
(3)トイレの電気は人感知で自動でついたり消えたりするが切ろうとして何回もスイッチを入れたり切ったりする。(認知症の人がいる家を新築する際には自動でついたり消えたりする照明はむかないと思う。)
(4)風呂の中で汚れたタオルをつけるので次に入る人は浮いた汚れをすくいながら入らないといけない。
(5)お風呂は自動で温度調整されているが一番風呂は熱いといつも言って毎晩、嫌がる。何回言ってもわからないので毎晩、同じことを言って困らせる。
(6) 味がわからなくなりつつあり残ったワインや料理のソースなど一緒に混ぜて飲み干す。
(7)お風呂上り見てないと今まで着ていた下着を着てから新しい下着を上に着る。
(8)トイレの中からロックするボタン押してから出てくるのでトイレのドアがロックされてしまう。(幸い、ボールペンの先でつつくと開くドアなのですぐに開放できるが、年に何回もあるので開放できないドアだと大問題になる。)
我が家では耳の不自由な義母のためにテレビを見る際に字幕を出しています。幸い認知症でも字が読めるので役にたっています。今は要介護2で週の月、火、木、土がデイサービス、月に一回、3泊4日でショートステイと近くの介護施設にお世話になっていますが大変助かっています。とにかく花が綺麗ねと感動でき食べ物が美味しく食べれる93歳。幸せな老い方だと思います。