11月27日から29日までの3日間、京都造形芸術大学のスクーリング、コンポジション(構成)に参加しました。初日は補色同士の2色(例えば赤と緑、黄と紫)を混ぜて黒っぽい基本色の絵具を準備し階調、筆触、物質感(性)、空間、構成に注意しながら単色で明暗をつけて仕上げます。午前中は講義もあるので4時間ほどでF15のキャンバスに描きこみました。好きな色が使えないという状況での絵画という手足を縛られた状態で、どこまで魅力的に描けるかという実験でした。私自身、4時間で集中して、まずまずの絵が描けたと思い充実した一日でした。
二日目は立体感を排除し二次元に仕上げる実験です。今回も色は茶系統だけ。形を変形するのもOKです。こういう絵は、あまり得意ではないので仕上がった絵をあまり好きになりませんでした。実験ということで納得して二日目のスクーリングを終えました。
三日目は好きな色を使って描きました。色んな束縛から解放されて、いつもより大胆な色づかいになりました。
三日目の作品
二日目の作品
初日の作品