今年もむべの花に出合った。
秋にはアケビのような
実がなる。
言い伝えによると、
天智天皇(626~671年)が
琵琶湖南部の蒲生野(かもうの)(現滋賀県東近江市一帯)へ
狩りに出かけた際、
奥島山(現近江八幡市北津田町)に立ち寄った。
そこで8人の息子をもつ元気な老夫婦に出会い、
「お前たちはなぜ、このように元気なのか」
と尋ねたところ、老夫婦は
「この地で採れる無病長寿の果物を、
毎年秋に食べているからです」
と答え、果物を献上した。
(ネットより拝借)
それを賞味した天皇が
「むべなるかな(もっともだな)」
と言ったことから、
この果物が「ムベ」と呼ばれるようになったという。