行ってきました、大峰の核心部、弥山川です。
弥山には過去3度登頂しているものの、八経ヶ岳にはあえて足を踏み入れて
いませんでした。
理由はただ一つ・・・「八経行くなら絶対に秋の弥山川を遡ってから」と
妙なこだわりがあったからです。
9月のとある宴席、ある方と談笑中、突然弥山川の話が。
伺えば憧れのコースとの事。いやー奇遇ですね、ではご一緒に行きましょうか?
となったわけです。
8:30、熊渡から登山開始です。写真中央から奥が今回のコースです。
入り口に設置されたお約束~のコース図。ひえー!
朝の光を浴びながら林道でウォーミングアップ。
分岐から沢に下ります。
白川八丁、嵐の前の静けさ?
沢の渡渉を繰り返すと突然滝がお出迎え。
カマ滝です。休憩にもってこいのタイミング。
バックに紅葉。
不安を煽る看板が随所に。
でも初心者の方がふらーっと入山して万が一の事態にならない為の大事な看板でもあります。
エメラルドグリーン・・・。
右手の柵は錆びてグラグラ。
しかも案外急で、滑るんです。
大人のアスレチック。
えー、では左へ。
もうため息しかでない美しさです。写真で伝わりますか?
しばらく進むと、へつりです。
水量が少ないので楽勝です。
が、超えたところでルートに迷ってると
後続の別パーティーに追いつかれました。
今回、4パーティーが入っていましたが、どのパーティーもそれぞれ
一回ずつ(私の知る限り)ルート・ロストしており、抜きつ抜かれつの
コースとなりました。
すると大きな滝が目の前に。下から一の滝と二の滝です。
滝のすぐ下流には名物の立派なつり橋が。
マイナスイオン!
大峰ならではの絶景です。
つり橋をわたり、先へすすみます。
冗談抜きで、こんな梯子が延々と続きます。
しかし、ふりかえればこんな景色。
ここ、滑ると一気に下まで・・・。
ま、こんな梯子だらけです(笑
写真ではわかりづらいんですが、この木の根コルも両サイドスパッと切れ落ちてて
トラロープで守られてはいるものの、なかなかのスリルです。
もう、ここまでくるとだいぶ麻痺してきます。
上段の梯子、えらい角度やなあ・・・はっはっは、笑うしかない。
梯子の合間に岩も入ってきます。
いくらか登ってからこの写真撮ってるので、案外高度感あるトコです。
でもやっぱり梯子が続きます、やれやれ。
2/3へ続く。
険しい道のりを経てこそ見ることができる絶景
素晴らしいですね(^^)
は行かれても八経には行かれていない・・・。
もう、そんな方にはぜひ!オススメしたいコースです。
苦しんだ末に近畿最高峰、これですぜ、旦那。