ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

2012-06-08 01:39:32 | 環境

今日も暑い一日でしたね~!

圃場では、昨日よりは気温が上がりませんでしたが、それでも32℃もありました。

んんん・・今日と言いましたが、日が変わっているので、昨日かな?

お米が無くなったので、精米に出かけたら、精米所で精米を終えたら・・・

何やら虫が足に止まりました。

光っていたので、よく見ると・・・・

螢です。

もう一度精米室に入り、明るいところで見ると

源氏蛍です。

手で取り、裏返してみると雌でした。

その後、話して・・・、離してあげると夜空に舞・・・・何とも風流な感じがしました。

家の周りでは、全く見なくなった蛍が、こんなところに。

昔、よく飛んでいた小川は、今ではコンクリートに覆われ、綺麗に流れるコンクリート水路です。

これでは、石も無い状態なので、蛍が住める環境ではないですね。

餌となるカワニナも僅かしかいない。

砂や土、そして石がないのだから、環境に適しません。

そして、垂直にコンクリートの壁があるので、幼虫が登れない。

登っても、土がなければ、幼虫から蛹になることが出来ない。

これでは、蛍を見ることが出来ませんね。

見かけなくなったのは、魚もそうですね。

川に魚が、いなくなった。

コンクリートに川底もしている為、二枚貝も住めない、二枚貝が住めない環境になったからタナゴはいなくなった。

昔は、タナゴの種類も沢山いました。

ミヤコタナゴ、ヤリタナゴ、ニッポンバラタナゴ、カネヒラ、アブラボテ、イチモンジタナゴ、シロヒレタビラ、そしてイタセンパラ等です。

子供の頃は、家の裏の小川に、イタセンパラが沢山泳いでいました。

今は、全く見かけません。

車で30分ほど走らせたところには、いますが・・・

絶滅寸前です。

代わりに、外来種のオオタナゴやタイリクバラタナゴが次第に増えてきています。

在来種がいなくなると環境の歯車が崩れてしまいます。生物多様性であるからこそ環境が保たれているのです。

環境とは、生物多様性を維持することにあります。

1種類でも、滅びることで、環境が破壊されてしまいます。

二枚貝は、沢山いてこそ水質浄化にも繋がります。

その二枚貝が、小川には居なくなっています。

缶やゴミを拾う以前に、住んでいる動物が絶えないように考えることが重要ですね。

 

身近に、もっと蛍が飛び交う環境が欲しいものです。

皆さんも是非、生物多様性の環境を守るように、努めてくださいね。

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
父もホタルが大好きです (らいおん)
2012-06-08 08:08:41
来年は田んぼの水口に小さなビオトープを作りたいな-と思ったりしていますが、どうでしょうか。トマトの花が咲き始めました。例年より10日早いです!ミネラルのおかげ??
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いいね~! (翡翠)
2012-06-09 00:46:36
らいおんさん、いつもコメント有難う御座います。
ビオトープですか。良いですね~!
是非、子供達が喜ぶような物を造って下さい。
ミネラルは、色々な効果がありあすからね。
成長を早くしたり、温度差にも強くなります。
勿論、酸化しにくいものになります。
何より、栄養価が高く美味しくなることが嬉しいことですね。
出来たら、食べさせてくださいね。

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