今日は、
でした。
午後から・・3時から畑へ
馬鈴薯の定植に行きました。
品種は、一般的な男爵です。
自分の家で食べるだけという訳で1畝だけにするつもりでした。・・しかし少し足りなかったですね。
足りない分は、又次に行った時にします。
1畝を軽く、人力耕起しました。

フカフカの土なので、50m弱の畝も30分程で終了です。
その後、IKK砂をバケツに入れて・・

このIKK砂が、なかなかと優れものなんです。
通常は、馬鈴薯の切り口に、殺菌剤や灰を付けて定植します。
ナサラでは、この砂を使用します。
昔は、どこの農家も灰を使用したものです。灰はpHが10以上と、とても高いことから殺菌性に優れています。
しかし、良い菌も悪い菌も殺してしまいます。
まあ、少量なので、あまり変わりませんがね・・
灰より、IKK砂の方が、長い間 付着しているという点が良い。
IKK砂は、鉄分が15%以上、チタンが3%程、63%がケイ素、カリウムとカルシウムがそれぞれ10%、他に微量ミネラルが豊富に含まれていて、
触媒効果があるので、瘡痂(そうか)病に、掛かりにくくなります。
そして、ミネラルが含まれているので、とても良いですね。
切り口に、まぶすと・・・

このように、ベッタリと付着します。
この状態で、定植します。
定植してから、畝の表面に米糠を軽く、振掛けるようにして・・

このままでは、風が吹くと米糠が飛散しますので、ミネラル81と48Sを薄く散布しておきます。
倍率は、沢山散布するのが大変なので、いつも濃くして散布しています。
ミネラル81と48S共に500倍希釈にします。
しかし、1畝で15Lの散布量、表面が染みる程度にします。
濃く、少量を散布するだけで、メリットが幾つもあります。
ミネラルが500倍にすると殺菌作用が高いため良いですね。
米糠は腐りやすいので、・・・これは嫌気発酵するからです。
水が含むと表面が固まり、内側に酸素がはいらない状態になるから腐るのです。
ミネラルを散布することで、嫌気発酵をしなくなり、風が運んでくる様々な菌の心配も有りません。
雨が降ると、雨がミネラルを薄めて、馬鈴薯の種に届くようになります。
色々な効果が期待できます。
この状態で、暫く放置しておきます。
次のミネラルの散布は、1ヵ月後の3月半ばです。丁度、芽が出ている頃です。
この時は、イオウとカルシウムを一緒に散布します。
その後の散布は、4月になって、芋が付き始める頃なので、雨降り時に・・・
1週間に1度、収穫までの1月間なので、4回ですね。
このうちの2回は、イオウとカルシウムを一緒に散布します。
最初からだと収穫までに、6回となるわけですが、他には何もしません。
自然に任せて、自分の力で成長させます。
そうすることで、究極の馬鈴薯となります。腐らない馬鈴薯という抗酸化のものとなります。
きめ細やかになるので、煮崩れは絶対にないですね。
煮崩れするということは、バランスが崩れている証拠です。
収穫が楽しみですね。
農業は、手を加えれば加えるだけ、良い物になりますが、私ほど手を加えない人はいないでしょうね。
農薬も肥料も一切使用せず、手間も掛けず、行います。
一番高いのは、人件費です。
農業家の方は、自分の人件費を計算に入れていません。
働いた分を稼ぐには、よほど売上がないとね。
なるべく手を掛けず、足りない栄養素を散布するだけ、畝を起こすのも、一部だけで十分です。
機械を使用するなら、10反以上をこなさないと採算が合いませんね。
如何に、労力削減し、耕作面積を増やすのか、そして真似のできないほどの、良いものを育てれば、採算は絶対に合います。
力を使わず、頭を使う、そうです。・・農業ではなく、脳業をしなくてはね。
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