おじんの独り言

写真付きで気まぐれに日記や趣味、感じたことなどを書いてみたい

カモフラージュ

2017-11-05 14:24:34 | 
動物たちは身の危険を避けるため大抵は何らかの隠遁の術を身に着けています。
昆虫たちも同じですが、特に蛹の状態になると動けないため如何にして天敵の目から逃れるべきかは切実な問題でしょう。
丁度蛾の幼虫とおぼしきものが繭を作り始めた場面に遭遇しました。
観察していると実に巧みにカモフラージュされた目立たない繭を作り上げたのには感心しました。
糸を吐きながら木の皮を少し齧っては糸にくっ付け、また少し齧っては糸にくっ付けしながら繭を作ります。
写真をご覧ください。幼虫の種類は資料が少なく特定できませんでした。

底になる部分を先に作ります。


木の皮をかじりながら出入りし継ぎ足していきます。


綺麗に仕上がりました。最初から注目していなければ見過ごしてしまうでしょう。


拡大するとこんな状態です。中には幼虫が居ます。

キバラヘリカメムシ脱皮、名前不明のカメムシ

2017-11-03 14:47:19 | 
午前中は晴れたり曇ったりしていましたが今は小雨が降り出しました。
近くを散歩して見つけたカメムシ。
脱皮中のキバラヘリカメムシでした。ヨコズナサシガメの脱皮も美しいですがこれもきれいですね。
もう一体のカメムシはまだ名前が見つかりません。
非常に大きく体長23-5㎜位(触角、足を含めず)あります。
後肢が非常に発達していて威風堂々としているためカメムシのイメージから少し離れます。
ホソヘリカメムシの足に似ていますが体が2倍位大きく胴のくびれもありませんので異なるものと思います。
ミナミトゲヘリカメムシが候補にあがりましたが色が異なりますし、足の形も異なります。肩口の突起(トゲ)も無いようです。
いま調査中ですが、御分りの方教えてください。どうぞよろしくお願い致します。

脱皮中のキバラヘリカメムシ



名前不明のカメムシ 
  農家の倉庫の壁を速い速度で歩き回り高いところに行ってしまったため写真がこれしかありません。
  2枚目のものはストロボ撮影です。


秋晴れ、馴染みの蝶たち

2017-10-31 18:53:37 | 
親戚宅が台風22号の豪雨で浸水被害を受け後片付けの手伝いに行きましたが被害にあったところはほんとに大変です。
今日は気持ち良い秋晴れですが昨日の疲れで午前中はお休み。午後から久しぶりに少し離れた休耕田に行って見ました。
草がぼうぼう生えた細い農道を歩くとイナコが物凄く飛び出します。終戦後佃煮にして食べたことを思い出しましたが流石に控えました。
今は食べたことのない方も多いでしょうが結構美味なんですよ。

休耕田にはミゾソバがびっしりと生えていて一面の花盛り、蝶や蜂、アブなど多くの昆虫たちが吸蜜に訪れていました。
馴染みのものばかりです。唯一テングチョウは今まであまり出会えませんでしたがここでは何匹も居ました。

テングチョウ 天狗のように顔の先が尖っている茶色の蝶




キタテハ秋型 このまま越冬します。


ツマグロヒョウモン♀


ムラサキシジミ


ホウジャク、ベニイトトンボ、オオスカシバ蛹

2017-10-20 12:28:18 | 
今日もどんよりとした曇り空で時折霧雨が降るという天気。
のろのろ台風と秋雨前線の影響でこのところずっと天候不順。
仕事は出来ないし予定も立てられない。遊びに行こうにも気分が乗りません。

アパートに飛んできたホウジャク 
  見た時にホウジャクの仲間であることは姿形からすぐに分かりましたが調べたら仲間ではなく単にホウジャクそのものでした。
  初見です。高知県では準絶滅危惧種に指定されていますので少ないのでしょうか
 

ベニイトトンボ 全身が真っ赤なイトトンボ、目玉も赤い。こちらではリュウキュウベニイトトンボの方が多いです。


オオスカシバ蛹 ベランダで飼育していたオオスカシバの幼虫、管理が甘くて逃げだし行方不明になっていましたが
  台風が近づいて居ますので飛翔対策で片付けをしていましたらレジ袋の中で蛹になっているのを発見しました。
  鱗粉の付いている羽化したばかりのものを見たくて昨年も飼育していたのですが、タイミングを外して失敗しました。
  鱗粉は羽化したての短時間しか付いていなくすぐに脱落するそうで目撃できる人は少ないそうです。

 

ヤクシマギンツバメ(蛾)、ヤハズハエトリ、他

2017-10-17 17:18:04 | 
秋雨前線の影響でこのところ天気がパッとしません。今日もどんよりとした曇り空で時々小雨が降っています。
霧島山系の一つ新燃岳の噴火で近くの方々は降灰で大迷惑しているようです。私の所はかなり離れていますので被害なし。
このまま早く終息することを願います。
天気が悪いとあまり出かける気にならず近くで写したもの少し取り上げます。

ヤクシマギンツバメ 暖地性の蛾。幼虫食餌植物 不明 とありましたから研究が進んでいないのかもしれません。少ないのでしょう。


調査中の小型のカミキリムシ 雨を避けてかアパートに飛んできていました。体長15-17㎜ 何処と言って特徴が無いので素人には難しいです。


ヤハズハエトリ 普通はもっと色が濃いのですが薄いのは若者なのかもしれません。