ヒメセアカケバエ

昨日は時々雨で強い風が吹き満開の桜もだいぶ散らされました。
今日も曇りでパッとしません。お昼に少し時間が出来たので近くの公園に行ってみました。桜は幸いにもまだ半分ほど残っていました。
公園の剪定くずを捨ててある奥まった一角に虫でもいないかと探しに行きましたら全身黒くて背中だけ赤い12-3mmの虫が大発生しておりました。
とても数え切れる数ではありませんがざっと見積もって恐らく1000匹ほどは居るのではないかと思えます。
例のごとくメスをめぐって大乱闘、あちこちで塊ができています。調べたところ名前はヒメセアカケバエとよばれる種らしいです。
剪定くずが腐って堆肥のようになっている場所ですが表面に脱皮殻がうじゃうじゃとありました。
ウジ虫のように見えて虫好きでも気持ちよい見ものではありません。しかし成虫だけ見ると綺麗です。

雌の奪い合い　1匹の雌に4匹の雄がたかっている。


交尾しているペアにさらに雄2匹が絡んでいます。


雌　(複眼が小さいのが雌で大きいのは雄、これは小さいので雌です)


蛹の脱皮殻　まだ脱皮していないものもあります。ぐじゃぐじゃいっぱいあって少し不気味。