おじんの独り言

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認知症

2014-11-12 17:05:41 | 日記
2014年11月10日放送のクローズアップ現代「“多重介護”担い手たちの悲鳴」を見ました。
真摯な気持ちで見ることができました。この問題に直面している皆さんの苦労が身に沁みて理解できたからです。
というのも2年前までは家でも妻の母(102歳で逝く)の介護をしていたからです。幸いにも(幸いという言い方は不謹慎かもしれないが)私のところは母一人で他はすでに他界していました。
高齢者社会と言われて久しく、私ごときが今更言うまでもなく介護の問題はこれからもますます重要化の一途をたどることでしょう。
誰しもが避けて通れないのであればどうすべきか、非常に難しい問題で簡単に解決できるものではありませんね。
凡人に出来ることは少しでも健康を維持し子供たちの負担を軽くすることを願うだけです。こんなことを考えていたとき、自治会の回覧板の中に介護支援センターからのチラシが入っていました。
それには「認知症ってどんな症状なの?」というのがあり興味を引いたので読むと認知症には「中心的な症状」と「周辺症状」があり、
中心的な症状には  ・ついさっき聞いたことを忘れてしまう。(記憶障害)
          ・行き慣れたスーパー病院等への道が分からなくなる(見当識障害)
          ・ATMの使い方がわからなくなる(理解力・判断力の低下)
          ・買い物で同じものを購入してしまう(実行機能の低下)
このような症状は、脳の細胞が壊れることによって、起こってきます。
なんとほとんど思い当たるではありませんか。こりゃいかん焼酎の量を減らさねばいかんかなと少し悲しくなってきました。
ATMの使い方に関して、送金する機会があってATMに向いいろいろ入力しもう少しで終わろうかなと思えるころ長い説明文が出た、間違ってはいけないと思い慎重に読んでいたところいきなり「バシャッ」と切れて「最初からやり直してください」と出た。「なんだこりゃ? やり方間違ったか」と思いさらに慎重に入力して同じところに来た。ゆっくり読んでいるとまたもや「バシャッ」と切れた。「何でえなんでえ ふざけやがって」結局は銀行に行く羽目になったが、受付嬢いわく「ATMの方が早いですよ」ときた「いやあれは好かん」となったのであります。
周辺症状には ・元気がなくなってしまい、何をするのもおっくうになってしまう。
          ・自宅に居るのに、「家に帰ります」と言って、外に出て行ってしまう。
          ・「財布がなくなった!○○が取ったんだ!」と訴える
このような症状は、本人の性格や、人間関係などのさまざまな要因が絡み合うことにより、起こってきます。
悲しく恐ろしいですね、直面している方はほんとにつらいことと思います。幸いにも私にはこれらは当てはまらないので胸をなでおろしていますが、脳がかなりいかれているのは確かなのでどうすべきか、呆けないためには指を使うとよいということでキーボードを衝動買いしてきて、「ゴンドラの唄」の楽譜をダウンロードし「一本足打法」ならず一本指弾きで練習を始めた。
楽譜の読み方から始めなければならない。いつになったら弾けるのかとんでもないことだった。

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