今から1週間ほど前、お客の依頼でイヌマキの生垣の剪定をしていたところ一匹のアシナガバチが目の前50㎝位の所をブンブンと飛び回りまとわりついて離れません。
見慣れた蜂なので気にも留めずにいましたが一向に離れないのでうるさくなり持っていた手帚ではたいたところ、1mも離れていないところに巣があったらしく
ワッと10数匹の蜂が飛び出し逃げる間もなくあっという間にブチュブチュと刺されました。右手の手のひら、左手の親指、そして致命的だったのはなんと鼻の頭のとっぺんでした。
その痛いことは言うまでもなく、顔中腫れあがり目も塞がってしまい、大変な目に遭いました。
昆虫好きですので蜂など怖いと思ったことは無く甘く見ていたのが失敗でしたね。これから仕事で蜂を見かけたら巣の有無に注意するでしょう。
仕事は中断となりましたので今日再び行って仕上げをし、ハチの巣は施主の依頼で可愛そうですが撤去し殺処分することになりました。
持ち帰った巣の幼虫などを写していましたが、不思議なことに蜂とは全く異なる小さな蛹を見つけました。それも1個や2個ではありません。
観察した結果から15㎝ある巣の半分以上が乗っ取られているように見えます。巣の縁と白く丸い蓋がされている部分が蜂で、中央部分のシワのある部分は蛾の蛹が居ます。
一体全体どうしたことでしょうか?
初めてのことなので大変興味を引き、調べた結果、これはセグロアシナガバチの巣に寄生する「ウスムラサキシマメイガ」という蛾の一種であることが判明しました。
アシナガバチと言えば、蛾の幼虫などを肉団子にして自分の幼虫に食べさせることで知られています、しかしこの寄生蛾は蜂の巣に巣くってそれとは逆に蜂の幼虫を食べるとのこと。
全く驚きでした。このことに関しては堀野満夫氏のブログに詳しく解説されていました。興味ある方はぜひご覧ください。
題は「セグロアシナガバチに巣食う蛾 : ウスムラサキシマメイガ」です。わたしも興味深く読ませていただきました。
セグロアシナガバチの巣 直径15㎝
アシナガバチの幼虫たち
寄生蛾 ウスムラサキシマメイガの蛹 1㎝程
見慣れた蜂なので気にも留めずにいましたが一向に離れないのでうるさくなり持っていた手帚ではたいたところ、1mも離れていないところに巣があったらしく
ワッと10数匹の蜂が飛び出し逃げる間もなくあっという間にブチュブチュと刺されました。右手の手のひら、左手の親指、そして致命的だったのはなんと鼻の頭のとっぺんでした。
その痛いことは言うまでもなく、顔中腫れあがり目も塞がってしまい、大変な目に遭いました。
昆虫好きですので蜂など怖いと思ったことは無く甘く見ていたのが失敗でしたね。これから仕事で蜂を見かけたら巣の有無に注意するでしょう。
仕事は中断となりましたので今日再び行って仕上げをし、ハチの巣は施主の依頼で可愛そうですが撤去し殺処分することになりました。
持ち帰った巣の幼虫などを写していましたが、不思議なことに蜂とは全く異なる小さな蛹を見つけました。それも1個や2個ではありません。
観察した結果から15㎝ある巣の半分以上が乗っ取られているように見えます。巣の縁と白く丸い蓋がされている部分が蜂で、中央部分のシワのある部分は蛾の蛹が居ます。
一体全体どうしたことでしょうか?
初めてのことなので大変興味を引き、調べた結果、これはセグロアシナガバチの巣に寄生する「ウスムラサキシマメイガ」という蛾の一種であることが判明しました。
アシナガバチと言えば、蛾の幼虫などを肉団子にして自分の幼虫に食べさせることで知られています、しかしこの寄生蛾は蜂の巣に巣くってそれとは逆に蜂の幼虫を食べるとのこと。
全く驚きでした。このことに関しては堀野満夫氏のブログに詳しく解説されていました。興味ある方はぜひご覧ください。
題は「セグロアシナガバチに巣食う蛾 : ウスムラサキシマメイガ」です。わたしも興味深く読ませていただきました。
セグロアシナガバチの巣 直径15㎝
アシナガバチの幼虫たち
寄生蛾 ウスムラサキシマメイガの蛹 1㎝程
最近ブログの更新がないのでお元気かなと心配していました。
ハチに幾ヶ所も刺されたなんで身体は大丈夫だったんですか?
ハチは自分のテリトリー内に入り込むと集団で襲ってきますものね。
ハチが蛾の幼虫を食べるのは知っていましたが、
その逆も会ったんですね。
一つ物知りになりました。
アシナガ蜂の幼虫綺麗ですねえ。これも初見です。
蜂に襲われたとのこと、仕事の上とはいえ大変な目に遭いましたね。
お大事にしてください。
私も以前、刺されたことがありました。
2度目が怖いというので、検査をしましたがアレルギーはないとの結果でした。
「セグロアシナガバチに巣食う蛾 : ウスムラサキシマメイガ」を興味深く読ませていただきました。
実は私も2017年06月12日に「ギンモンシマメイガ」を撮りましたが同じようにアシナガバチの巣に寄生するということでした。
http://blog.goo.ne.jp/washih7/e/14f0bf082de0a8648ce9a08a45c83d31
8月13日に「ギンモンシマメイガ」を撮影した建物の軒下にキイロアシナガバチの巣が出来ていましたので、撮影しましたらハチの幼虫は全く見られませんでした。
働き蜂らしいのが3頭張り付いていました。
もう巣立った後なのか「ギンモンシマメイガ」に食べられたのかは不明です。
引き続き観察してみようと思います。
面白い記事をありがとうございます。
はっはっは、お恥ずかしい。今回は大失敗でした。
両手はグローブのようになり顔は目のつぶれたアンパンマンです。いまは刺し跡が点として残っているだけです。痛みも腫れも完全に治りました。
蜂が刺すことは十分に知っていますが、やはり甘く見ていたんですね。
生垣バリカンを用いていましたので、振動と音で巣に居た蜂は全員が臨戦態勢をとっていたのでしょう。
いきなり顔に飛び掛かられ、夢中で手を振り回しました。服にも何匹か止まりましたがだぶだぶのツナギでしたので辛うじて難を逃れました。
これからは自然を甘く見ることなく十分に注意します。
しかし、思わぬ知識の収穫がありました。面白いですね。
コメントありがとうございます。
お恥ずかしい限りですが、時には失敗談も必要かなと思いました。
しかし、今回思わぬ知識の大収穫があって驚きです。
自然の不思議に一つに出会ったような感じです。
このまま巣を捨てていたら何も知らずに終わったことでしょう。
失敗もありますが好奇心を失わずになんでも調べてみるのは良いことですね。
ギンモンシマメイガの観察の機会があるようですが頑張ってください。
良い収穫を期待します。
完治されたとのこと、本当に良かったです。
実は、我が家の通気口に毎年のようにアシナガバチが巣をつくっています。
駐車スペースのすぐ横なので、毎日蜂と目が合います。
近くに飛んできても振り払ったりしないよう気を付けていましたが、
おとなしい蜂だと聞いていたのに、こうして実際に刺されたお話を拝見すると怖くなってきました。
今年はもう諦めて、なんとか注意しながら同居したいと思いますが、
来年からは、巣をつくられないよう対策したいです。
ロメオさんところにも蜂の巣があるのですか、心配ですね。
私もアシナガバチはおとなしい蜂だと聞いていました。
ブログにそのように書いておられる方もいらっしゃいますね。
しかしいくらおとなしくても自分や巣が攻撃されたと思ったら反撃するでしょう。
相手は野生のものですからどのように感じるかは私たちの側には分かりません、用心するに越したことはありませんね。
よく馴れた猛獣などを素手で触り見世物にしていて獣から攻撃され大怪我や時に死に至るニュースもよくみます。
蜂でも何かのことで機嫌の悪いこともあるかもしれませんね。
近寄せないことが大切なのかもしれません。近くに巣を作らせない工夫を試みてください。