ブログを少しでも見栄えの良いものにしようと「色」について勉強するつもりで手当たり次第にネットサーフィンをしてみました。色や形にはほとんどこだわらない性格なのであまり関心は無かったのですが色に関する雑多な知識が得られて結構面白かったです。人は外部から得られる情報を感じ取りそれによって物事を判断し行動します。その感覚を昔から大きく分けて五感といいますがその中でも視覚の占める割合が一番大きく87%だとか、資料によっては83%と書いてあるものもありますが何れにせよ視覚によるものはダントツなのです。人は光の中で生活しており光を通して形や色彩を感じ取ります。この色彩は私たちの感情に大きな影響を与えるものです。デザイナーとかコピーライターとか呼ばれる人々がアピールするため懸命に工夫努力しているのはそのためでしょう。
学生時代、美術の時間に暖色とか寒色といったことを学んだことは覚えております。つまり暖かく感じる色。寒く感じる色といった類ですがこれ位は誰でも常識としてご存知でしょう。
ネットサーフィンして気付かされましたが、色彩はこのほかいろいろな影響を与えるようです。
重さと軽さ・大きさ・距離・温度・味覚・時間などの感覚に影響を与えます。
1、同じ物を暗い色と明るい色に塗った場合、暗い色が重く、明るい色が軽く感じる。
同じ赤でも冴えた赤は軽くくすんだ赤は重くなる。彩度の違いで軽重感の演出が出来る。
2、「膨張色」 明るい色ほど大きく見え、暗い色ほど小さく見える。
同じ大きさの円を黒、白で塗り分けると白が大きく、黒が小さく感じる。そのため碁石は黒石の方が白石より少し大きく作ってあるそうです。
3、色には、前方にとび出して近く見える「進出色」と、うしろへ下がって遠くに見える「後退色」とがある。
赤、橙などの暖色系、彩度の高い明るい色は進出色。青、青緑、青紫などの寒色系、暗い色、くすんだ色は後退色です。
後退色と進出色を同一面上で使用すると、デコボコ感を生じさせ、インテリアや装飾などにも応用できます。
また、交通安全にも関係があり、青い自動車と赤い自動車が同一位置にあったなら、赤のほうが近くに見え、青色の車体は遠く小さく見えるので他車からぶつけられやすく前を横切る人の数も多くなるので事故にあう率が高くなる。
又、青色の洋服を着ていると運転者には遠くに見え、事故にあう確立が高くなる。
4、青色から赤色へ移行するとき、寒さから暖かさへ移行する感じがする。いわゆる寒色、暖色です。
夏場には寒色系、冬場には暖色系のカーテンを用いる。
5、味覚にかんして黄色なら薄味、甘い、赤なら濃い味、辛い、黒ならコクのある味、重厚な味に感じる。
料理を作る人は材料の配色、盛り付けなどにこの味の感覚を上手く使いましょう。
6、「時間感覚」暖色系で彩られた部屋にいると時間の経過が長く感じられ、寒色系だと短く感じられる。
実験で時計を持たずに赤い色の部屋で会議をさせたところ、実際の時間より長くかかったと感じた。
応用 結婚式場の赤い敷物は時間を長く感じさせる効果を秘めており、式が短時間でテキパキと進んでいても、ゆったりと時間が流れているような感じを参列者に与えることが出来るので充実した式であったと印象付けられる。
好きな人と一緒にいるときは、暖色系の部屋にいるほうが理想的なのだとか。
7、「連想感覚」
色によって何を感じるかであるが、赤なら炎や情熱とか、青なら空や海とか感じる感覚。芸術家の腕の見せ所でしょう。
人は色の無いものにも色を感じ、色をつけて言い表します。
若い女性の甲高い声を「黄色い声」と表現するし、「真っ赤な嘘」という言い方もあります。声に黄色のいろが付いているわけはありませんし「真っ青な嘘」とか「緑の嘘」などとは聞いたことがありません。また「あの人は腹黒い」とか「青息吐息」とかいう言葉もあります。実際に腹部が黒かったり吐く息に青い色が付いているわけでもありません。更に「桃色遊戯」なる言葉もありました。ご存知の方もおられるでしょう。これは「若い男女のふまじめな恋愛(性愛)」を指すものでしたが、青春時代は清純でこの言葉を聞くと赤くなり心臓がどきどきしたものです。商売などで「少し色をつけてくれ」とか「貴方とは赤い糸で結ばれていたんだわ」とかいう表現もあり、色は生活に本当に切っても切れない関係にあることを認識させられました。色は大事に扱わないといけませんね。
今日はとんでもなく長くなりました。最後までお付き合いくださった皆さんに感謝いたします。
学生時代、美術の時間に暖色とか寒色といったことを学んだことは覚えております。つまり暖かく感じる色。寒く感じる色といった類ですがこれ位は誰でも常識としてご存知でしょう。
ネットサーフィンして気付かされましたが、色彩はこのほかいろいろな影響を与えるようです。
重さと軽さ・大きさ・距離・温度・味覚・時間などの感覚に影響を与えます。
1、同じ物を暗い色と明るい色に塗った場合、暗い色が重く、明るい色が軽く感じる。
同じ赤でも冴えた赤は軽くくすんだ赤は重くなる。彩度の違いで軽重感の演出が出来る。
2、「膨張色」 明るい色ほど大きく見え、暗い色ほど小さく見える。
同じ大きさの円を黒、白で塗り分けると白が大きく、黒が小さく感じる。そのため碁石は黒石の方が白石より少し大きく作ってあるそうです。
3、色には、前方にとび出して近く見える「進出色」と、うしろへ下がって遠くに見える「後退色」とがある。
赤、橙などの暖色系、彩度の高い明るい色は進出色。青、青緑、青紫などの寒色系、暗い色、くすんだ色は後退色です。
後退色と進出色を同一面上で使用すると、デコボコ感を生じさせ、インテリアや装飾などにも応用できます。
また、交通安全にも関係があり、青い自動車と赤い自動車が同一位置にあったなら、赤のほうが近くに見え、青色の車体は遠く小さく見えるので他車からぶつけられやすく前を横切る人の数も多くなるので事故にあう率が高くなる。
又、青色の洋服を着ていると運転者には遠くに見え、事故にあう確立が高くなる。
4、青色から赤色へ移行するとき、寒さから暖かさへ移行する感じがする。いわゆる寒色、暖色です。
夏場には寒色系、冬場には暖色系のカーテンを用いる。
5、味覚にかんして黄色なら薄味、甘い、赤なら濃い味、辛い、黒ならコクのある味、重厚な味に感じる。
料理を作る人は材料の配色、盛り付けなどにこの味の感覚を上手く使いましょう。
6、「時間感覚」暖色系で彩られた部屋にいると時間の経過が長く感じられ、寒色系だと短く感じられる。
実験で時計を持たずに赤い色の部屋で会議をさせたところ、実際の時間より長くかかったと感じた。
応用 結婚式場の赤い敷物は時間を長く感じさせる効果を秘めており、式が短時間でテキパキと進んでいても、ゆったりと時間が流れているような感じを参列者に与えることが出来るので充実した式であったと印象付けられる。
好きな人と一緒にいるときは、暖色系の部屋にいるほうが理想的なのだとか。
7、「連想感覚」
色によって何を感じるかであるが、赤なら炎や情熱とか、青なら空や海とか感じる感覚。芸術家の腕の見せ所でしょう。
人は色の無いものにも色を感じ、色をつけて言い表します。
若い女性の甲高い声を「黄色い声」と表現するし、「真っ赤な嘘」という言い方もあります。声に黄色のいろが付いているわけはありませんし「真っ青な嘘」とか「緑の嘘」などとは聞いたことがありません。また「あの人は腹黒い」とか「青息吐息」とかいう言葉もあります。実際に腹部が黒かったり吐く息に青い色が付いているわけでもありません。更に「桃色遊戯」なる言葉もありました。ご存知の方もおられるでしょう。これは「若い男女のふまじめな恋愛(性愛)」を指すものでしたが、青春時代は清純でこの言葉を聞くと赤くなり心臓がどきどきしたものです。商売などで「少し色をつけてくれ」とか「貴方とは赤い糸で結ばれていたんだわ」とかいう表現もあり、色は生活に本当に切っても切れない関係にあることを認識させられました。色は大事に扱わないといけませんね。
今日はとんでもなく長くなりました。最後までお付き合いくださった皆さんに感謝いたします。
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