日本維新の会 神戸市会議員 大井としひろの活動報告「おーいブログ」です。

神戸市須磨区から発信!日本維新の会 神戸市会議員(須磨区)大井敏弘活動報告ブログ 「おーい」とお気軽にお声掛けください

いじめ問題、学級崩壊、学校園の環境整備について、矢田市長に代表質問しました

2007年10月07日 20時51分33秒 | おーいブログ
本会議二日目の9月27日午後13時50分から100分間、民主党会派を代表して質疑を行ないました。いじめ問題、学級崩壊、学校園の環境整備についてのくだりの質問と教育長の回答です。
あまりにも教育長の答弁は、誠意がないというか前向きのお答えが返ってこなかったことにがっかりです。皆様のご意見をお待ちしています。

詳細は、インターネット映像が市会事務局から配信されましたので、詳しくはこちらをご覧ください。大井としひろ代表質問映像100分

次に、教育問題3点についてお伺いします。
最初は、いじめ対策についてであります。
 須磨区内であった高校生のいじめによる自殺事件は、背景にかなり奥深いものがあると思います。
学校現場では、多種多様な問題が山積しています。
その中でも、最近では、携帯電話を使ったいじめやインターネットを利用したブログへの書き込みや誹謗中傷など間接的で陰湿ないじめで苦しむケースも多発しています。
また、子ども同士の希薄な人間関係やその周辺をとりまく大人たちの無関心さも更に拍車をかけ、このままでは、このような事件が神戸市内の公立の学校現場でいつ発生してもおかしくない状況だと危惧しています。
そこで、幼稚園を含めた小・中・高でのいじめ対策を神戸市教育委員会は、全国にさきがけて推進していかなければならないと思います。
この数年間、学校でのカウンセリングやいじめ相談、教育センター等での教育相談を行い不登校やいじめの防止をはかってきましたが、大幅な減少はなく微減にとどまっていると聞いています。
いじめや不登校などの情報は、学校から教育委員会に報告されていると思いますが緊急性のある案件には、指導主事が学校に出向き管理職や教員から聞き取り現状把握し、それを教育委員会に持ち帰って、所管課で対策をするという流れになっているとお聞きします。
地方自治法上の定めで市長が直接的に介入できないのはわかった上で質問するのですが、教育委員会の所管課だけで対処するのではなく、矢田市長も参加し現場の課題を共有してほしいと思うのですが、いかがでしょうか。このことにより他都市に例のない教育行政にも市長が施策を反映させることができる画期的な取り組みになると考えますが、市長のご見解をお伺いします。

次に学級崩壊についてお伺いします。
子ども達が先生の言うことを聞かないで、教室内で走り回ったり、注意しても聞かなかったり、まさに子ども達が勝手に行動して、授業にならないという学級崩壊問題についてであります。
先生方が大変しんどい状況に追い詰められ、現在も聞いているだけで小学校の8クラスで、担任が授業をできなくて学校を休んでいると聞いています。
教員が元気で授業ができることにより、子ども達に楽しいわかる授業を進めることができます。
神戸市教育委員会は、なぜ、このような学級崩壊が起こるのかをどう分析し、これからどう対処しようとしているのか、お伺いします。

教育問題の最後は、学校環境整備についてお伺いします。
近年の異常気象をみると地球温暖化が一層進む中、真夏日が続き猛暑の中、気温の高い教室の中で子ども達が、先生が汗まみれになって勉強をしている姿を見て、これで本当に学習効果が上がるのかと思うのは、私だけでないと思います。
私は、鉄筋コンクリート造りの建物の中で、空調設備のない公共施設は、学校の校舎だけだと思います。
 子供たちの健康管理、学ぶ意識・意欲があがる、学ぶ環境づくりも大切であると思います。
そこで、学校園の環境対策として各教室や特別教室に空調設備の年次計画を立て段階的に整備してはどうかと思います。ご見解をお伺いします。

《答弁要旨》
小川教育長
「いじめ問題」
従来からいじめ問題を生徒指導上の重点項目であると捉え、未然防止と早期発見・早期対応の取り組んでいる。
未然防止に向けて「いじめを許さない学級・学校づくり」をテーマとして掲げ、学校生活や人権学習、様々な体験学習を通して、子供たちのより良い人間関係作りに努めている。
(中略)
今後もいじめの未然防止、早期発見や早期対応、教育相談体制の充実、家庭や地域との連携えを図ることに努めたい。
また、他の関係部局と一層積極的に連携し、いじめ防止に取り組んで参りたい。

《答弁要旨》
小川教育長
「学級崩壊について」
学級が機能しない状況に陥る要因としては、次のことが考えられる。
子供側の要因としては、社会や家庭環境の変化に伴い、わがままな態度を見せる子供や発達段階に応じた対人関係能力が不足している子供、耐える力が未熟な子供たちが以前に比べて増えてきていることや子供たちの規範意識の低下などが考えられる。
学校側の要因としては、担任の児童理解の不足や柔軟性を欠いた指導などの学級経営力の問題がその要因として考えられ、併せて、担任の授業力が要因となる場合もある。
また、担任を支援する学校の校内の支援体制が確立していないケースもある。
これらが複合して、学習集団としての規律が確立されず、学級が機能しない状況に陥っていくと考えられる。
(中略)
今後は、学級が機能しない状況に至る原因をさらに分析・検討し、早期発見・早期指導が出来るように学校支援を充実して参りたい。

《答弁要旨》
小川教育長
「学校環境整備について」
(中略)
普通教室への空調整備については、例えば、平均的な18クラス程度の小中学校に空調整備をする場合、当初の設備費で約2900万円程度の経費が必要であり、騒音・排ガス対策校を除く、小中学校210校に設置する場合、試算では約61億円かかることになる。
さらに、冷暖房費として1校当り、年間約220万円程度かかり、全体で毎年約4億7千万円の経費増が予想される。現在の学校園の光熱費約12億6千万円と比較すると約4割増となる。
これらの整備や維持管理に要する財源確保の課題に加え、地球温暖化防止の観点から、京都議定書を受けて本市においても、現在神戸市役所地球温暖化防止第二次実行計画に基づき、平成16年度の比べ、平成22年度までに全市で15,5%、学校園においては4%の温室効果ガス削減を目標に取り組みを進めているところであり、環境面の問題もある。
また、本市では、現在、最優先課題として平成17年度から26年度までの10年間で耐震補強工事に取り組んでいる所であり、普通教室の空調整備は難しい状況であることをご理解いただきたい。

↓↓公式ホームページです。ここからアクセスをお願いします。 !!
神戸市会議員大井としひろ公式ホームページ!

↓↓神戸限定の神戸ブログ「おーいブログⅡ」です。ここからアクセスをお願いします。 !!
おーいブログⅡ

ランキングに挑戦しています。   一日1クリックお願いします。
読んだあとは一日一回 1クリックお願いします!!
 ↓↓↓   

にほんブログ村 政治ブログへ

↓↓↓ここをクリックしてください。
あなたの増税試算額が、わかります。
think-tax.jpプロジェクト

↓↓ベストブログランキングに挑戦しています。ここをワンクリックお願いします。 !!