コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

どーせ?  案の定!

2011年07月11日 | 日記
日曜日や祝日の午後

中途半端な時間 つまり 2:38 とか…

そんな時間に かかってくる電話

前置きもなく いきなり

「今日は やってますか?」

まずは こういう手合いは

名乗るでもナシ 犬なのか猫なのか それさえも言わない

「やってます」 と答えると

「のちほど お伺いします」

と それだけ言って切ろうとする…

「おいでになったことは?」 と問えば

「初めてです」 と答える

どーせ こういう手合いは 言うほど来ない!




来ないとわかっていても 何しに来るのかくらい 聞いておかないと…

「どうされました?」 と問えば

「具合が良くないんです」 と答える

コッチは 吐いた とか 下痢してる とかが知りたいのです

まちがいない こういう手合いは 来ない!





仕方がないので

「動物の種類はなんですか?」 と問えば

「トイプードルです」 と答える

コッチは 犬か猫か亀か知りたいのですよ

「ワンちゃんですね。どうされたんですか?」 と問えば

「元気がないんです」 と答える

まちがいない きっと来ない!




30分ほどして 再度 電話がかかってくる

「なんだか元気になっちゃったので…」

ほーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーれ 来ないでしょ?

(実話!)





こういうシチュエーションは 常に休みの日

かかりつけ病院が休みで 心配になっちゃって

ウチに 電話だけしたけど 無駄金払いたくなくなって

ひとりで騒いで それで オシマイ なんだな

「どうぞ お連れ下さい」って言ったって

案の定 来ないんだよ

「病院まで何分くらいかかりますか?」 と問えば

「1時間くらいかかるかしら」 なんて言うんだもん

そんな遠くから こんだけ暑いのに 来るわけないじゃん













 
コメント
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