コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

お気持ちは わかるのですが・・・

2014年03月09日 | 日記
人間が病気になって医者に行くと

医者は椅子に腰掛けていて

患者も座るように椅子があります

しかし 

我々は腰掛けて診察することは あまりしませんし

また 患者である動物は診察台の上に乗せられます



コレ ウチの診察台です

ココに 動物が乗ります

そこで 問題が起こります

診察台の上に 毛が落ちるのです。。。

コチラにしてみると ソレは当たり前で

それも全部含めて 診察していたりするのです。。。



多くの飼い主さんが 診察台に落ちた毛を

わざわざ集めて さらに床に落とします。。。

ブラシをかけていない と 取られるのが気恥ずかしいのか

まるで ウチの子 汚いじゃない と とられそうで決まりが悪いのか

診察台の毛を そそくさと床に落とすのです。。。

お気持ちは とてもよくわかります

人間の病院で きれいな床に 

ワタシの足跡がベタベタついたら 

そりゃ ワタシ ハズカシイですもん

でもね

コチラにしてみると

床に落とした毛は 掃除しないとなくならないのですよ。。。




診察台は 使った後は 必ず消毒します



こんなのがあって



キッチリと 消毒します

雨に中を歩いて来た犬なんかが乗れば

泥水が したたり落ちるわけです。。。

だから 消毒剤を診察台に撒いて 全部 紙で拭き取る!

汚れも毛も 全部キレイに 拭き取っちゃう!

そういう前提なのですが

床に毛を落とされると

「床に舞う毛」は見た目が良くないので 

その場で処理しないと。。。

みみっちい事なんですけどね

どうぞ 診察台の上の毛は そのままに・・・

















コメント
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