コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

気づかう ≠ (not equal) 思いやる 

2019年07月25日 | 日記

元メジャーリーガー イチローの現役最後の頃 

あと一本でメジャー記録 という時 ソレが出ず 苦しんだ末の やっと出た一本に

曰く、 

「この国 (米国) には ひとに気をつかう という文化はないが 

  思いやる という文化があることを ダッグアウトで 感じた」 と・・・

正確な文言ではないけれど ワタシの記憶には そう残っている

貧困も移民も人種差別も 安保も経済制裁も 全部ごっちゃ混ぜにして それでも

競争の勝者こそが地位と名声 そして富を得る アメリカンドリームという文化の米国で

相手を思いやり 敢えて その話題には触れない と

そういうトコロを イチローなりに言葉にしたものだと思う

元ヤンキース ゴジラ松井 然り

いまだに チームにもファンにも 慕われるのは 

それが正しく相手に伝わっているから ということの裏返し

「冗談」 だか なんだか 知らないが

選挙演説が如く 5時間もかけて 百万語を並べたて 

自分がどれだけ 相手に対して気をつかっているか を 力説するより
 
吟味して 精錬して 抽出された 

相手に 「敬意」 を以て選び抜かれた 一言 の なんと重いことよ・・・

日本語のカタカナ言葉の 「リスペクト」 とか 「オマージュ」 とか 

上っ面だけの薄っぺらい言葉ではなく

「思いやる」 と したところが いかにも イチローらしいと ワタシは感じる

不詳ワタシ 「思いやる」 と言って貰えるような言動を 選べて来たか? 今も選べているか?

自問自答しているうちに 禅問答が如く 遠~く 深~く へ 意識が混濁・・・

あたま グルグルのまま 買い物に出て スーパーで

最後の残党 ハルクに喰わせるべく レタスを触っていたら 

偶然 隣り合わせたおばちゃんが ワタシに向かって 言った 

「あんまり 新鮮じゃな~い」

確かに 切り落とされたヘタ?は かなり黄色くなっている

 

実は前日に 家酒のアテに唐揚げでも と寄ったら 沢山並べてあったから

昨日の売れ残り と ワタシは知っていたのだが

「しっかり黄色いね~ それに 持って重い」 と 答えたら おばちゃん

「わたしも レタスは ふわふわの方が好き! よく御存知で~」 と ケラケラっと・・・

おばちゃん ありがとう 妙に嫌な気分だったが 全部 吹っ飛んだ!

見ず知らずの不審者であるワタシを 思いやってくれたのか

それとも 思わず 声をかけたくなるほど

ワタシの顔 余程 酷かったんかな・・・?



暑いです 暑いからこそ 雷雨はゲリラ化

外廻りには 熱中症対策と 折り畳み傘 忘れずに

どうぞ みなさまにうれしいことがたくさんありますように!

そして 毎日笑顔がありますように!

































コメント
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