南房総でkocchiが楽しむ自然との出会い!!

大雪・・朝夕には池や川に氷が張り、大地の霜柱を踏むのもこの頃から。山々は雪の衣を纏って冬の姿となる頃。(二十四節気)

春、野に咲く花・・・ちっちゃな花〜小さい春!!

2020年04月12日 20時12分42秒 | みんなの花図鑑
暖かかったり、チョッと寒かったり、と不安定な日々が続く令和の初春ですが
野に咲く草花は、小さい花弁にたくさんの青春を詰め込んで咲き誇っています。

撮 影:勝浦市、海岸・山沿いの道沿いにて
撮影日:2020年3月中旬〜4月上旬

ハコベ(繁縷、蘩蔞)
別名:コハコベ、ハコベラなど
ナデシコ科ハコベ属 春の七草の一つ
白い花のひとつひとつには清楚感があり、好感が持てる小さな花です。花びらは10枚あると
思っていましたが5枚、先端で避けて深く切れ込むので10枚ある様に見えるんだそうです!!



オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
別名:ホシノヒトミ(星の瞳)、ルリカラクサ(璃唐草)・テンニンカラクサ(天人唐草)など
オオバコ科クワガタソウ属
白地に青色、そして紫色の線が入ったソフトカラーが綺麗な花。花弁は4枚かと思いましたが
1つに繋がっている合弁花なんですね!!



ヘビイチゴ(蛇苺)
別名:ドクイチゴ(毒苺)など
バラ科キジムシロ属
名前の様に蛇が居そうな草むらに咲いていますが、綺麗な黄色の花なのでつい近寄って
撮ってしまいます。紅い実がつくのが楽しみです!!



ケキツネノボタン(毛狐の牡丹)
別名:ドクイチゴ(毒苺)など
キンポウゲ科キンポウゲ属
キツネノボタン・ウマノアシガタ・タガラシなどと花弁はよく似ていますので、葉の形などで
見分けています!?



ヤハズエンドウ (矢筈豌豆)
別名:カラスノエンドウ (烏野豌豆)など
マメ科ソラマメ属
白とピンク色した羽色の鳥が飛んでいる様に、開いたソラマメ属独特の花びらが特徴ですね。



ホトケノザ(仏の座)
別名:サンガイグサ(三階草)、ホトケノツヅレ(仏の綴れ)など
シソ科オドリコソウ属
ホトケ(仏)の名前がつくと暗いイメージですが、お雛さまの三段飾りの様に可愛い花です!!



ヒメオドリコソウ(姫踊子草)
シソ科オドリコソウ属
ホトケノザと同じ様な花びらですが、綺麗なグラデーションカラーの美しい葉に、ピンク色の
控えめな色合いの花が合いますね。



ノシラン(熨斗蘭)
キジカクシ科(ユリ科とも)ジャノヒゲ属
草むらで輝く青い瞳・・・・夏から秋には白い花を咲かせます。



春の田舎の道端は、野に咲く小花がいっぱいです!!


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2 コメント

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KOCCHIさん、こんばんは (さざんか)
2020-04-12 23:19:52
野に咲く春の花、どれも可愛いですね。
小さな黄色の花は見分けるのがにがてです。
ケキツネノボタンと言う花は知りません。
見分け方も調べて見ます。

ノシランの実を初めて見たときは、その真真っ青な美しさ感動しました。
近所のマンションの周りに沢山植えられているのですが、皆鳥に食べられてしまって、この2年ほど見たことがありません。
今さがしても、きっと一粒も無いと思います。(:_;)
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おはようございます (KOCCHI)
2020-04-13 10:38:56
さざんかさん、いつもコメントありがとうございました。
私も草花の黄色系は、似た花びらが多いのですぐに見分けが
付かないことが多いですよ。
ケキツネノボタンのキンポウゲ属やヘビイチゴのキジムシロ属は
花びらが黄色で咲き方もよく似て、野山や田畑の同じ場所に咲いていますので
花と一緒に葉も撮っておかないと、名前の区別が付かないことが多いです。

そちらでは、ノシランの実は鳥に食べられてしまう事が多い様ですね!!
こちらでは、鳥たちも食べ物が多くあるようで、ほとんどのノシランには
実がついています。
山すその草むらなどで陽を受けて、青く輝きながら垂れ下がっている姿は
青い真珠の様です!!


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