文豪者の足跡

甲府市内の新たな魅力を探そうと「歴史物語都市こうふ」と題して、新たな観光ルートを模索しています。
今回は、バスや車レンタサイクルを使うのではなく、すべて歩いて街を散策するコースです

今日は「朝日通り界わい」を下見して来ました
甲府駅北口には、かつて山梨に住んで執筆活動を行っていた「太宰治」に関連する場所があるんですよ。
ピース又吉さんみたいに、文学好きにはたまらない場所かも知れません

甲府駅北口スタート。歩いてすぐの所に
太宰の奥さん・石原美智子さん実家跡（現、駐車場＆一般住宅）



朝日通り商店街を眺めながら進んで行くと
太宰が下宿し、執筆活動を行っていた寿館跡（現、一般住宅）



太宰が新婚当初住んでいた住居跡



酒の肴に毎日のように食べていたのが豆腐だとか。住居から歩いてすぐの場所にあった豆腐屋跡（現、空き地）



執筆の疲れを癒しに訪れていた銭湯、喜久の湯
喜久の湯は、昔ながらのレトロな雰囲気を現在でも堪能できます
県外から太宰ファンも温泉に浸かりに来るそうです
そして、ピースの又吉さんも来たそうですよ











太宰に関連する場所以外にも、北口・朝日町界わいには歴史を感じさせる神社仏閣などが残されています

２０１０年の大河ドラマ「龍馬伝」の大ブームで注目をあびた坂本龍馬かっこよかったですねぇ
その坂本龍馬の正室とも、許嫁とも言われている千葉さな子さんの墓所がある「清運寺」








甲府大空襲の際にも焼けずに残っていた山門（黒門）を構える「慶長院」





相川沿いにある「原山神社」
相川沿いの洪水・疾病の神を鎮めるため、鰻を奉納したところ洪水・疾病も収まった言い伝えが残る神社。
神社には、鰻を祀った絵馬があります





歩いてみると新たな発見ができます
今からは、桜を見ながらの散策がお勧めです

「太宰治ゆかりの地を巡る」地図は、甲府市総合ガイドマップ「甲府遊歩」に掲載していますので参孝に歩いてみて下さい
甲府市観光情報公式ＨＰにも掲載してます



【 参考ルート 】　　見学時間も含めると、約２時間コースです。

甲府駅北口　→　石原家実家跡　→　慶長院　→　太宰下宿寿館跡　→　原山神社　→　
太宰新居跡　→　太宰ゆかりの豆腐屋跡　→　太宰ゆかりの銭湯　→　甲府駅北口

最後に、こんなお店もありました

朝日１丁目にあるＳＷＥＥＴＳ　ＯＨＡＮＡさんです。

ちょっとしたブームの『枯露チョコ』の販売もしております。



街歩きの際に、立ち寄ってみてはいかが