爺の独り言+

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〇そ味噌一緒

2023-02-10 20:49:42 | 水仙一派被害者の会
⚫穢れた水仙婆一派(最近)

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馬鹿も一心の嘘を暴きます!
水仙の嘘を暴きます!


最近のトラブルに関しては、他の方が記事にしているので...
何度も記事を書き換えて、他の人達の名前が少しずつ少なくなっていくのに、爺の名前は増えていくのが気に入りませんが...
今日はあえてそれに触れずに別の話をしたいと思います。

タイトルのとおりUB(長々書くのが面倒になりました)の頭の中です。

UBは最新の記事で精神科薬について余計なアドバイスをしたことを謝罪しています。
実際は言い訳が山ほど書いてあって、全く反省することなく、火消しのためだけにお詫びしているという状況ですが...

で、その数日前の記事に、お得意のリンク記事が貼られていました。

少しだけ専門的な内容ですが、あまり難しい内容ではありませんので、同じ記事をリンクします。
しかし、この記事をそのまま鵜呑みしないで下さい。
この記事には大きなバイアスがかかっていて、大切なことが抜けています。
リンクの後に、その大切なことについて、爺の経験も交えて書き記したいと思います。

では、問題の記事です。

精神疾患と診断された人が「薬漬け」の異常な現実

精神疾患と診断された人が「薬漬け」の異常な現実

精神科病院では、うつ病薬や睡眠薬など脳の中枢神経に作用する向精神薬が処方される。その副作用や依存で苦しむ人は多いが、患者自身へインフォームドコンセント(医療行為...

東洋経済オンライン

読むのが面倒。
読んでもよく分からない。
という方のために、ものすごくはしょって要約しますと

精神科医は一人で診察や診断をしているから、処方された薬に関してはチェック機能が無い。

入院患者に対する身体拘束だけではなく、薬漬けにする実態がある。

通院患者の薬は増えていくだけで、薬をやめたいという要望は聞き入れられない。

はしょりすぎましたでしょうか...
概ね、このようなことが書かれています。

UB自身も薬を辞めたことにより、大変な経験をしたという持論を持っています。
だから、あえてこの記事にリンクを貼って、精神科は危険であると啓蒙していますが...

この記事は、肝心な部分が抜けている事を指摘したいと思います。

それは「重度(もしくはそれに準ずる状況)の患者に関する記述である」ということです。

なんでこの記事を書いた人は、この大切な文言を抜いてしまったのでしょうね?
UB同様、精神科薬否定派なのでしょうか...

まず、入院という段階で、症状が悪いという事が分かります。
しかし、入院=身体拘束ではありません。

爺は、障がい者施設で生活支援員の仕事をしていた経験があります。
利用者さんの入院も経験していますし、個人的にお見舞いにも行ったことが何度もあります。

身体拘束をしなければならない状況の患者の場合、入院時に身体拘束の許可を保護者等に取らなければならず、書面でサインをもらいます。
それが無ければ、身体拘束は出来ません。
相当する人は、暴れる人です。
あと、自傷行為のひどすぎる人も含まれるかも知れませんが、そのような方の対応をしたことがないので、爺は分かりません。

暴れる人は施設でも注意して見守っています。
きっかけなく、いきなり引っかかれたり噛みつかれたりもしたことがあります。
弄便(汚い話ですみません)のある方も対象になるのかな...

そのような方が入院すると...
他害(他の人に害を及ぼす行為)が起きます。
もし、起きたら「事故報告書」を県に提出しなければならない問題になりますし、被害者に対する責任問題も出てきます。
だから、入院時に身体拘束の許可を取ります。

そして、身体拘束をされた人の多くは、拘束状態が面白くないので暴れます。
手足等拘束されますが、出来るだけ怪我をしないような方法で拘束するとはいえ、怪我等のリスクがあります。
暴れるだけじゃなく、叫ぶ事で他の入院患者さんも不安定にさせることだってあります。
これらを防ぐために、鎮静剤が投与されます。

しかし...
これってどうしょうもないことだと思いませんか?
薬漬けと言われたら、言葉のとおりですが...
事故は防がなければなりません。
入所施設利用者さんでも、不穏行動がひどい方は、入院して服薬調整をしてもらうことがあります。
帰ってくると、非常事態用に頓服薬が処方される方がいます。
飲んですぐに効くものでも無いですし、効くまでの間に大変な事態が起きるので、どちらにしても支援は大変ですが...
出来るだけ他害の無いようにしていただくために薬を飲んでもらいます。

薬を飲んだあとの穏やかな状態と、薬を飲まない時の穏やかな状態は違います。
支援する側としても、頓服薬を飲まない時の穏やかな状態の方が人間らしさや優しさが垣間見えるので好きですが...
薬漬けはやむ無い話です。

少し脱線しますが...
入院=身体拘束ではありません。
他害のない方は、そんな紙にサインする必要もありませんし、実際、紙すら渡されません。
他害の無い利用者さんが、服薬調整のために入院した時の話も書きたいと思います。
精神科の入院が悪いイメージになることだけは避けたいですから。

お見舞いにも個人的に何度も伺っていた入所施設の利用者さんでした。

前者の利用者さんの入院病棟には鍵がかかっていて、看護師に開けてもらわなければ、お見舞いにも行けませんでしたが...

後者の利用者さんの入院病棟には鍵はありません。
当時は病院内に喫煙所があったので、喫煙する患者さんは喫煙したくなると自由に喫煙所に行ってタバコを吸っていました。
玄関も施錠されている訳では無いので、目の前のコンビニに自由に買い物に行っていました。
服薬調整は、施設で様子を見ている支援員、看護師、利用者の話し合いで必要だと思った時にしか起きません。
年にあるかないか程度の話です。
落ち着かなくなった
眠れなくなった
等の状況が起きるので、薬の調整をしてもらうのですが...
これを薬漬けと言うのでしょうか?
はなはだ疑問です。


次に、薬をやめたいという要望が聞き入れられないという点について解説します。

薬をやめたいというのに医師に止められることは普通にあります。
理由は二つです。

医師が悪徳、もしくは知識不足で、通院を続けさせるために止められる。

症状を考えると、薬を辞めることが本人のためにならない。
もっと長いスパンで考えた方が良い。
と判断して止められる。

この二つかと思います。

前者はレアケースですが、無いとは言えません。
再診報酬で5分〜30分診察をすると、精神科や心療内科は儲かります。
薬に関しては、処方料は変わらないので、薬を増やす薬漬けというより、辞めさせてもらえないという方が正しいでしょうか。
もし、そのような病院に通院していると感じる方は、セカンドオピニオンからでもいいので、別の病院の検討をオススメします。
でも、精神科や心療内科の初診って高いから戸惑いますよね。
紹介状があれば別ですが...
安くても7000円以上かかってしまいます。

次に後者のパターンです。
本人は大丈夫だと思っても、周りから見ると全然大丈夫では無いことがあります。
そんな時は、薬を辞めたいと話してもやんわり止められます。
これは仕方が無いことだと思います。

そして、このパターンでありがちなのは、患者の説明不足という問題です。
ココロの病気の方で、通院時になかなか医師に話が出来ない方がいらっしゃいます。
医師の前でただ泣くだけで、言葉が出ないという方もいます。
そのような経験のある方は...
前もって、ノートに思ったことを書いて、診察時に医師に見せる事をオススメします。
そうすれば、医師にも自分の気持ちが伝わって、診察や薬の変更や減薬対応もスムーズになります。

もうひとつありがちなのは...
薬の副作用で苦しむケースです。
精神科薬はたくさんの種類があります。これは爺の勝手な想像ですが...
精神の病気は体の病気と違って、見えにくい病気です。
同じ「気分が沈む」という言葉でも、原因は千差万別です。
だから、様々な要因に合わせてたくさんの薬が生まれたのでと思います。

爺も2種類の薬で副作用に苦しみました。
が、そこからの対応次第で状況は大きく変わります。

薬を飲まなくなる
ココロの病気が改善されていないので、ココロは苦しいまま。

我慢して飲み続ける
副作用にひたすら苦しむので、違った意味で苦しくなります。

爺はもうひとつの方法を取りました。

すぐに病院に電話をして、状況を報告して緊急通院をし、薬を変更してもらう。
です。
おそらく、爺の方法が一番苦しく無いと思います。

精神科薬に副作用の無い薬はあまりないと思います。
爺もどうしても我慢出来ない薬でしかこの方法を使いませんでした。
よくある副作用でのどや口の中が乾くという副作用がありますが、これはしょうがないと思って受け入れていました。

そうそう、薬漬けの話でした。

爺が心療内科に通院し始めて数年は、薬がよく変更されましたし、増えていきました。

理由は単純です。
薬を飲んでも悪夢を見て全く眠れない。
ココロと体の具合が良くならない。
薬の副作用と思われる症状が出る。
当たり前のことですが、通院で報告をすると、薬の追加や変更がおきました。
薬漬けになっていますが、これはしょうがないことです。
医師にきちんと状況を報告して、医師に対処を考えてもらった結果です。

薬否定派の方は、この段階で薬漬けと言いますが、個人的にはそれはどうかと思います。

では、薬を辞めたいと言うと辞められないのか?という問題です。

答えは「そうだとは限らない」です。

もちろん、具合が悪いと客観的に見られる場合に医師は薬の変更はしても、辞めていいとは言わないと思います。
「勧めません。」
と話して、患者の意志を汲み取って下さる医師も稀にいるかも知れませんが、非常に稀だと思います。

これも爺の経験ですが、爺は薬を完全に辞めた事があります。
医師と相談してです。
それには明確な理由と条件がありました。
具合が良くなったからです。
通院の度に状況を報告していますが、調子が良くなっても悪くなっても必ず状況を伝えます。
その中で、状況の良い状態が続いたので、それを報告した上で
薬は要らなくなったのではないか?
と話しました。
医師は教えてくれました。
急に薬をゼロにすると、副作用や離脱症状が出る可能性が高いです。
それを防ぐためにも、精神科薬は時間をかけて減らしていくことが良いのです。
それから半年以上かけて、少しずつ薬を減らしていき...
薬を無くしました。
そして通院も無くなりました。

急に辞めようとするから止められるのです。
きちんと状況を報告しないから止められるのです。
そして思うのです。
精神科は患者を薬漬けにすると。

爺は薬を辞めてから何年も薬を必要としなくなりましたが、二度目のココロの病気が起きて、現在は再び薬のお世話になっていますし、前に通院していた病院にお世話になっています。

しかし、一度目程状態は悪くないので、前より薬は少ないです。

こんな経験もあります。
これが理由で精神科不審になった方もいることでしょう。

心療内科に通院しながら...
爺は健康診断で血糖値で引っかかりました。
若い頃と違いますし、身長が止まってから体重が30kg以上増えた時期もありますから、当然なのですが...
通院して、糖尿病の教育入院をすることになりました。
担当は内科です。
入院の前に診察を受けた際、他の病院で薬をもらっていないか聞かれました。
お薬手帳を見せたら...
「この薬は、血糖値が上がる副作用があるから、すぐに通院して別の薬に変えてもらって下さい。」
と言われました。
心療内科にすぐ連絡をして薬を変えてもらいました。

こういう理由で、
精神科は薬の副作用を理解していない
と訴えて、精神科薬を否定する方もいらっしゃいます。

誰かさんはこの典型で、変更をした途端具合がますます悪くなり、薬を飲まなくなって苦しんだらしいです。
しかし、具合がますます悪くなった時点で、精神科や他の科の病院でしっかり検査をしなかったのでしょうね?
薬を突然ゼロにしたら、離脱症状の恐れはありますが...
離脱症状が原因では無い可能性だってあります。
爺なら、心療内科と内科それぞれに報告をしてそれぞれで検査をしてもらって原因を調べてもらいます。
内科の見識からの意見と心療内科の見識からの意見を照らし合わせれば、具合の悪い場合の対処は出来たはずなのですけど...

まぁ、人の話だからどうでもいいですね。

という訳で、ネットに漂う情報は、全てが正しいわけではありません。

よくある話がニュースでの間違い。
なにかの原因をニュースで話しているのですが...
それ、間違いですから
ということが時々あります。
大概はサイエンス分野のニュースでの間違いですが...
そんなことを言っていいの???
とココロの中でつぶやくことが時々あります。

皆様も、ネットに氾濫する情報を鵜呑みにすることが無いように気を付けて下さい。




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