
昨日テレビを見ていて「子供が風船にメッセージを附けて大空に飛ばす」シーンを見ていました。
そして、遠い昔を思い出したのです。
二男が小学生の高学年だったと記憶していますが、定かではありません。
小学校の校庭から先生の指導で風船を飛ばしたのです。
住所、氏名、電話番号を記した紙を附けて「二男はどんな気持ちで糸を手から放したのでしょう」。

その後、忘れかけていた頃に見知らぬ人から電話がかかってきました。
茨城県の男性からでした「風船が畑にたどり着いたよ」と知らせて下さいました。
どうやら埼玉県から茨城県の、ある農家の畑に舞い降りたようです。
農家のご主人は二男に言いました。
「そんなに遠くはないので、一度遊びにいらっしゃい」「お野菜が沢山有りますよ」と
二男は何度か手紙を出していたようです。
いつの間にか交信も途絶えて、大空を飛んで行った風船の思い出は終わりました。
当時は個人情報もゆるやかで、子供たちにもいい思い出が作れる、良き環境にあったのですね。