今朝、アルミ製のお弁当箱を作る工場を、紹介するテレビ番組を見ていました。
アルミの板が4回ほどの工程で形が出来上がってしまうのです。
見ていて思い出したのです、家には古いお弁当箱が3個有ることを。
長男が幼稚園の頃お弁当持参で通園しました。
冬になるとストーブの上に並べて温め、昼食に「いただきます」「ごちそうさま」でした。
さぞやいろいろな匂いが漂ったことでしょう。
間違えないようにひらがなで名前が彫ってあります。
ロンパールームのお弁当箱は大きいのと小さいのと2個有りました。
2歳違いの二男は家でお留守番でしたから、同じお弁当を作ったのでしょう。
悲しいかな母親の私はあまり良く覚えていないのです。
二男が通園する頃には大きい方を使ったので、兄と弟の名前が彫ってあります。
三男が幼稚園に通園したのは、転居した現在の家からで、その頃には給食が始まっていました。
バラの花のお弁当箱は、私が会社勤めをしていた頃、母が毎朝作ってくれました。
今ほど材料も豊富ではありませんでした。きっと大変な思いをしたことでしょう。
現在、この3つのお弁当箱が使われることは有りません。
いつの日か捨てられる運命にあるわけで・・・私の手で処分はしたくないな~と思っています。