ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

子規

2017-10-11 03:04:14 | 添削


また現代短歌の添削をやってみた。

くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる    正岡子規


子規は阿呆な素人にして、現代短歌は下らぬ蝉の集まりにてこれありそうろう。

子規は現代短歌の荒廃の元凶だと解している。

これは今高く評価されているがそれはよいことではない。

これをよいとしていけば、歌詠みが傲慢になる。

くだらぬものでも深い意味があるとすればいいものにできるからである。


みどりなすさうびは伸びて花の芽を光るほどつき春雨に揺る    揺之






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする