ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

産むならば

2017-10-24 03:06:36 | 添削


産むならば世界を産めよものの芽の湧き立つ森のさみどりの中    阿木津英


これは傲慢である。

季節の幻影の中、なんでもできると思い込んだ子供が詠むような歌だ。

世界を産むということがどんなことかわかっていたら、詠めるものではない。

教養のない女流は臭い。



この国を産み直すとぞ言ひ放ち敵を作りて竜馬は死にき    揺之






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