ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

午後の光

2017-10-23 03:06:24 | 絵画


ジョン・フランシス・マーフィー(1853-1921)、アメリカ。


金色の風景だ。秋だろう。

午後の光は人を安らぎに誘う。

一日の悲しみを知り、それでもやれる自分を見つける時、苦しいが、何かがあると思う。

どうにもならない馬鹿な現実も、泳いでいける自分とは何なのだろう。

涙がにじむ時もあるのは、おそらくそれが幸せだからだ。


秋の野のいてふ黄金に光り散りけふのうれひも失する昼かな    揺之






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