ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

多いものは

2017-11-19 03:05:39 | 資料


またルイス・キャロルに興味を持った。長い詩なので以下は抜粋である。


男をば 憐れと思い
されどまた 苦き口調で
女言う 「多いものは少ないものよりも多うございますわ」

男答えて 「それは疑うべくもなく重く
数うべくもなく遠きいにしえよりの
真理です わざわざ言うまでもないのでは――」


この部分が決まりきった男女のすれ違いのようで面白い。
女は当たり前のことを重いと思っている。
男はそれは当たり前で特に重いと思ってはいない。

こういうすれ違いが時に苦いことになったりするのだが。


ゆふにじをともに見むとてわれをよぶ妹がかなしきさいはひの窓    揺之






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