またルイス・キャロルに興味を持った。長い詩なので以下は抜粋である。
男をば 憐れと思い
されどまた 苦き口調で
女言う 「多いものは少ないものよりも多うございますわ」
男答えて 「それは疑うべくもなく重く
数うべくもなく遠きいにしえよりの
真理です わざわざ言うまでもないのでは――」
この部分が決まりきった男女のすれ違いのようで面白い。
女は当たり前のことを重いと思っている。
男はそれは当たり前で特に重いと思ってはいない。
こういうすれ違いが時に苦いことになったりするのだが。
ゆふにじをともに見むとてわれをよぶ妹がかなしきさいはひの窓 揺之