感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

心機一転、部屋の壁を塗り替える

2020-09-22 | 日々思うこと

毎日、鳥ばかり見て暮らしているわけではない。

築ウン十年と言う古い家を買い、住み始めて早16年、少しづつ手直しをしながら住み続けているが、ここで、部屋のペイントを塗り替えようと思い立った。

子供が小さい頃から住んできた家の中は、白い壁が手垢でかなり汚れている個所がある。

ドアもかなりだ。毎日暮らしていると当たり前になってしまい、見ている様で見ていない家の中、じっくり観察してみると、よくもまあ、こんな汚いままで生活していたなと、思ってしまう。

そう思い立ったのは、娘の部屋に壁を作って、娘たちがそれぞれの空間をペイントしたことがきっかけだ。

「白い壁がたいせつなんだよね。ZOOMミーティングの時は。」と二人が口をそろえて言う。

コロナになって、仕事も学校も家からとなって、映像で参加するZOOMが頻繁に使われる様になってから、”白い壁”と言うのがある意味を持つらしい。

「その人の生活水準がZOOMに映り込む部屋の中、背景にでるんだ。」と言うのだ。

ピンやくぎの穴があったり、手垢や汚れ、剥げていたりしてはいけないと言うわけだ。物が多すぎて(と言うよりも部屋が狭くて)ZOOMの背景に映し出してもいいような、白い壁が残っていない家もある、らしい。

そんなこだわりを聞いてから、はたして我が家は、と気になり始めた。

そんなこんなで、時間を見つけて始めたペンキ塗りだが、始めてしまえば何とかなるものだ。

玄関から2階に上がる階段の壁を塗り、2階の壁と、それぞれの部屋のドアとトリムを塗り、窓のトリムも白く塗り、床と壁の境のトリムも塗り替えて、それだけで、相当良くなった。玄関横にあった末の息子の小さい頃の落書きや、2階のトイレの横の柱に長女が彫った名前や、家具を2階に運ぶ時にぶつけて傷がついた個所など、塗りながら、一つ一つがわが家の歴史だなと、思いながら。

そして、次は1階のリビングなのだが…ここは家具が多い。大きな金魚の水槽まである。

家具を動かしながらのペンキ塗りになる。

二の足を踏んでいる…。

思い切らないと手が付けられないかな…。

今年の暮れに軍役を終えて帰ってくる息子と長男が一緒に使う事になる部屋にも、システムクローゼットを取り付けるつもりで、800ドルかけて買った家具も組み立てないといけないし…。

やる事がたくさん…。

でも、

やりたいことがあるのは、ありがたいことだ。

こんなことが、毎日を生きる小さな生きる力になる。

 

寒くなってしまう前に終わる様に10月いっぱいで終えてしまうつもりにしている。頑張らなければ。


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