感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

スクール・シューティング

2014-01-14 | 日々思うこと
年明けから、スクールシューティングのニュースが流れる国。
アメリカは、銃社会。

スクールシューティングとは、学校で起こった銃撃事件をさしての言葉だ。
ニュースからこの言葉が流れても、正直驚かなくなってしまった自分自身も悲しい。

またか・・・。と思っている。

今日、1月14日、ニューーメキシコ州の中学校で、12歳の中学生が、学校の体育館で銃を発射、
二人の生徒が怪我をした。そのうちの11歳の男子生徒は顔に弾丸を受けて重体。

去年、12月のコロラドの高校での銃撃事件では、怪我をした女性生徒が1週間後に亡くなっている。

この亡くなった女子生徒の両親は、事件の日に自害した犯人の男子生徒に対して
本人は怒りに我を失い、自分が何をしているのかわからなくなっていたのだ、と
今は許していると言ったという。

怒りのコントロールができない(大人だってできないのに)子供が簡単に銃を手にすることのできる
この国がおかしい事を訴える声がいつのまにかかき消されてゆく。

スクールシューティングも悲劇だが、小さな子供が小さな子供を誤って撃ち殺してしまう事件には、
言葉も出ない。

幼い兄が、近所の友達が、大人の隠し持っていた拳銃で遊んでいて妹や遊び友達の命を奪う事件。

おかしい、おかしい、おかしい。

銃を持つ事が、人を傷つける事だという事、命を奪う道具だという事、大人が分かっていないからだ。
正しい判断も、感情のコントロールも十分にできない子供や、精神障害のある人の手に
拳銃がわたれば、どうなるかわかってる。

子供だけじゃない、今日は映画館の中で、ポップコーンと携帯電話が原因で言い合いになった
大人のカップルが結局最後に一方の男性が、もう一方の男性に発砲、後にその男性は病院で死亡とある。
発砲した男性は、地元の元警察署長をしていたという話だ。

大の大人が、こうだ。

短気な人は、拳銃を持ってはいけない。
怒りをコントロールできない人は、拳銃を持ってはいけない。

この国が銃規制に重い腰を上げるためには、よほどの凶悪な銃犯罪が起こる必要があるのかもしれない。
あと何人の罪のない命が銃によって、奪われなければならないのだろうか。

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