感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

コロナでアメリカ移民、ビザ発行に影響が。

2020-07-17 | 日々思うこと

今日は7月の15日、もうすぐ土曜丑もやってくる。

夏だけれど、ビーチに行くこともなく、キャンプに行くこともない。退職したので、例年のように夏バテを感じながらの出勤をすることもない。

コロナの自粛が始まったのが3月の中旬、ちょうど4か月が過ぎたことになる。今だ、その頃と変わらず、家族全員が家で過ごす日々だ。

ただ、主人が8月の会社復帰を前に、今週から2週早めの出社が始まった。ニューヨークのロングアイランドシティーにある会社までの通勤は、コロナ禍の最中でも渋滞があって1時間。この3か月間、家で自由気ままに過ごしていたわけで、久しぶりの出勤は老体にこたえるらしい。昨晩は疲れた疲れたと言いながら、すぐに寝入った様子。

 

明日は、ワシントン州から帰省中の次男が帰って行く日、普通なら空港に一緒に入り、ゲートに向かって歩くうしろ姿が見えなくなるまで見送るのだが、コロナでニューアーク空港ビル内に見送りに入る事ができない。駐車場での別れとなる。なんと切ないことか。

 

アメリカ国内では、コロナで様々な事が、頓挫していた。

この数か月間、多くの公共機関が実施した、業務停止、縮小、人員削減などは、コロナの感染拡大対策らしい。市民の生活に直接かかわる部分は少ないけれど、例えば、運転免許発行業務、パスポートの申請、更新は一時停止となった。

移民局の業務もほとんどが中断したと聞いている。永住権の為のインタビューや審査が中断したわけだ。ビザの発行も然り。全世界のアメリカ大使館が、コロナが故にすべての大使館業務を中断したのが3月20日と聞いている。アメリカの移民局も、ほとんどのサービスを中断、4月の後半には、移民ビザの発行が禁止となり、ある知人も、この影響を受け、待ちに待った永住権のインタビューを目前にしてコロナ禍となり、面接の予定がキャンセルになったと嘆いていた。その後、どうなったことか…。

少し前には、オンライン授業を受ける学生には、この9月からのアメリカ留学に必要な学生ビザを発行しないなどと言うニュースも出て、留学生からの収入に頼るところの大きい私立大学は、学校運営に支障が出ると反発している。一部では、この秋からの新学期にオンライン授業を決定する大学が多く出るのを避けるための国の対策だなどと、言っているが、真意はいかほどか…。

現在、国内での移民サービス業務は、再開されたと言うが、対象になる人たちには、相当の忍耐が必要になるだろうと言う専門筋の言葉もある。8月から、移民局の大幅人員削減が実施されると言う話が出ている。それが、短期的な事なのか、継続される事なのかも定かでないらしく、移民局の業務の大幅遅延は避けがたいわけだ。

先週には、数か月間中断していた運転免許更新などの業務が始まり、申請所には、長い人の列ができていると言うニュースも耳にした。

市民生活は、未だ正常に稼働していない。前のような生活には、もしかしたら、もう戻れないのではないかと言う思いがよぎる。

こんな日が来るなんて、

日本にも帰れず、仕事も辞めて、家でただひたすら時間を過ごすこの4か月余り、あとどれくらいの時が流れれば、この状況が変わるのだろうか。

ニュージャージー州は、コロナ対策を頑張っている数少ない州のひとつ。今のところは。しかし、近隣の州で感染拡大が広がる状況下で、このまま鎮静する方向に進み続けるとは思い難い。

逃げ隠れできる場所は、どこにもない現状だ。

裏のアジサイ

 

ギャ、ギャ、ギャと群れてうるさいインコたち。

裏のメープルの木にモッキングバード。

アメリカのどこかの州で、リスからペスト菌を確認とニュース、気をつけなくては。



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