感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

吉本のゴタゴタで心が痛い。

2019-07-25 | 日々思うこと
どうなってしまうのだろうと、毎日気が抜けない。
お笑いが好きで、人生の黄金期を、たとえ下ずみであろうとも、
漫才師、コメディアンとして今日までやってきた全ての吉本芸人の人たちが、
もと通りに何ら心配することなく、笑いを届ける事のできる日が一日も早く来ることを祈る。
岡本社長退陣となった場合、
この騒動の発端となった、芸人さんたちは吉本に残れなくなる。
自分たちが巻き起こした騒動の延長で社長が辞任したその会社に残って
今まで通りの芸を続けることのできないのが人の心理だから。

だから、岡本社長を辞めさせないと言う会長さんの考えは、
つまりは、芸人さんたちを守る事になるのだ。
だから、
こんだけ騒動になったけど
もう一度吉本の芸人さんたちが、笑って仕事をするためには
誰も辞めたらだめだ、と、思っている。

巨人さん、紳助さん、さんまさん、松本さん、よろしくお願いします。
宮迫さんは芸をしないといけない人、
彼の演技や笑いが、画面を通して伝わってくる彼の人柄がみな好きなんです。
ここのとこ毎日のように、紳助さんやさんまさん、昔の大物漫才師の方々の映像を見ながら
あらためて、笑いを届ける人達が、どれ程この仕事を愛してやってこられたのかと言う事を考える。
好きでないとできない仕事、お金だけじゃない。

その昔、日本で仕事をしていた職場にさんまさんが来たことがある。
あれは、1980年代の初めだからすでに芸能人として、すでに売れていた時だったけど、
気軽に事務所の中なんかに入ってきて、そこらのソファに座って、
うちの会社の上司と世間話をしていたのを思い出す。
売れっ子の芸人さんなのに、驕らないんだなと感心したのを覚えている。

周りの人間たちは、吉本の今回の騒動を
それこそ、静観するべきであると思う。
彼らが彼らの中で、きっと事を丸く収める事が出来る。
枠の外の人間は、自分とは損得関係ないから、好き勝手なことを言う。
無責任な発言になる。たとえ小さな発言でも、積もり積もって大きな世論になる。
それが、彼らの締めないでもいい首を絞めてしまう事にもなってしまう。

人間には、寛容さが備わっている。
許すと言う事のすばらしさ、それは相手の為ではなく、結局は自分の為になるのであることを
後々になって気が付く。

一時の憤りで優秀な人材が人生棒に振るようなことになったら、茶の間の我々も被害者だ。
楽しい芸、おなかを抱えて笑える語り、世の中を明るく、私の気持ちを楽しくしてくれる
芸人さんたちの未来が良きものとなりますように。


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