感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

2か月ぶりのハドソン川、メモリアルデーを思う。

2020-05-26 | 日々思うこと

パレードのないメモリアルデー。

国の為に闘って、戦争で命を落とされた方をリスペクトする日の今日だが、コロナで本来あるはずのいろんな催しがキャンセルになった。

私の住む町は、パレードの代わりに、町の警察官やベテランの面々が、消防車などに乗りこんでサイレンを鳴らしながら通りを1時間半かけて練り歩く、ではなく、行進?してくれた。

家の庭に星条旗を何本も立てて、玄関前のポーチに皆で並んで、アメリカの旗を振りながら、我々のリスペクトを示す。

ちょっとしたことだけど、今日と言う日にこれをやらないと、気が落ち着かない。毎年の恒例になってしまった。ソーシャルディスタンシングがまだ解除されていないので、今年はこの様な形になったと言うわけだ。

 

 

午後。久しぶりにハドソン川沿いに出かける。

およそ2か月ぶりのハドソン川。

マンハッタンのミッドタウンのビル街

祝日の今日は天気も良く、たくさんの人が川沿いの遊歩道に繰り出していた。手前はカモメたち。

水際に1羽だけいたKILLDEER、千鳥の仲間。あっという間に飛び去ってしまい、辛うじて後ろ姿だけ。前から見ると黒と白のラインが2本入っているように見えるらしく、日本名はフタオビチドリなんだって。

 

ハドソン川の川沿いの町、EDGEWATERの住人?QUAKER PARROT、野生化した外来種のオキナインコ。

この町に住みついてかれこれ、40年になると言う。この鳥は、一説によると、空港のカーゴの荷物の中から逃げ出したのが、この近辺に住み着いたのではないかと言われているらしい。南アメリカにいる鳥で、大体が、ここにいるのがおかしいわけだ。

この鳥、すごくウルサイ。うちの街にもいる。何百羽もいると聞く。

集団で行動し、集団で騒ぐし、枝を集めて作った大きな巣を電柱や電話線や踏切の遮断機などに作って、いつぞやは、それが火事になったこともある。なので、害虫ならぬ害鳥になりかねない状況。

ゴージャスな鳥ではある。この町のちょっと変わった名物になっちゃったようだ。

 

夕方、あまりにも天気が良いので、裏の公園に行ってみる。

そこで、初めて出会ったヒメレンジャク。

CEDAR WAXWING。ガンダムに出てくるモビルスーツかなあ、シャアのマスクかな、なぜかガンダムを思い出させる鳥は、目元が粋ですね。ワーブラーよりも少し大きい。ちょっとゴージャス。

 

今日も、いたるところにキイロムシクイ、YELLOW WARBLER。

 

動きがチョコチョコと一瞬もじっとしていない、ブユムシクイ、BLUE GLAY GNATCATCHERも、元気です。

 

 

メモリアルデーは、アメリカの南北戦争での戦死者を思う日と言う事で始まり、今は、亡くなった軍人さんの墓に、小さなアメリカの旗を飾る風習として残っている。大統領がワシントンDCのアーリントン墓地で、花のリースを供える儀式でもよく知られる。

異国で命を落とした、たくさんの若者や、父親や、息子たちを思う日でもある。

アメリカが世界の為に払った犠牲を思う日。

その人たちと、その人の家族を思う日。

 

 



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