遅めの朝ごはんを済ませて、雨が降るかなと言う曇り空、裏のデッキに出てしばし鳥見をしていると、家の近くを大きな鳥がわりと低い位置で旋回していて、肉眼でもその羽の色がわかるくらいで、鷹にしてはちょっと大きいかなと、思いながらいた。
小雨がパラついてきたので、表に回り屋根の下で何気に南の方向を見ると、電信柱の先に何かがいるではないか。
ヒメコンドルだった。ターキー・ボウチャーと呼ばれる。
この鳥もこのあたりでは春先に渡って来て留まる、夏鳥になるようだ。中々ピントが合わなかったけれど、赤い頭に白いくちばし、大きな目元が確認出来る。
こんな鳥がいたとは、今まで知らなかった。
バードウォッチング、始めて見ると、生き物の存在感の大きさをヒシヒシと感じる。鳥のいない写真の何と物足りない事か。花や木のきれいな写真ももちろんいいが、そこに鳥がいるだけで、格別なものになる。
嘆きの鳩、モーニング・ダブ(ドーブ)、よく地面にじっとしている事がある。茶色い毛並みの(羽根なみ)小ぶりの鳩。
しかし、鳥は夫婦仲が良い。いつも大概旦那さんと奥さんでつがいでいる事が多い。雌に比べて際立っている雄の容姿の美さは、すべて雌の為にあるというわけだから、何としたことか。優秀な種を残すために、自分が優れたものであることを、一生懸命雌に示し、パスしないと旦那さんにしてもらえない。厳しい世界だ。
寒いのでくるまってるのかな?じっとして動かない灰色リス。