感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

アメリカの自宅待機とソーシャルディスタンシング

2020-04-27 | 日々思うこと

日本のコロナの状況が毎日SNSで伝えられているが、ひどくならない事を願うばかりだ。アメリカのようになっになりはしないとは思うが…。日本でのコロナの感染状況は、ここからでも気にかけている。

さて、アメリカでのコロナ対策の状況、今も全く変わりない。

閉まっているところ…美容院、理髪店、マッサージ、ネイルサロン、サウナ、書店、おみやげ物屋、衣料品店、化粧品店、装飾雑貨店、大型ショッピングモール、塾、学院、学校、趣味に係る一切のビジネス、美術館、動物園、水族館、博物館、遊び場、公園、テーマパーク、宗教関連設備、全てのコンサート、スポーツイベント、公演、演奏、ゲームセンター、スポーツ用品店など、ライフラインに関係ない全ての店舗、施設が現在閉まって1か月半が経過。

開いてるところは、食品を扱うスーパーマーケット、生活雑貨の店、医薬品を扱う店だけ。

ガソリンスタンド、郵便局、銀行は開いている。

医療施設は開いているが、美容整形や、歯科などに関しては、緊急医療のみで基本営業停止。

レストラン、食堂、ファストフードはすべて、持ち帰りのみ。座って食べる事ができない。

携帯電話や車のメンテナンス、ガス電気関係のサービスは継続されている。

家の建築、改築、工事も中止。

ゴミの収集車は回数を減らして回ってくる。

新聞の発行は持続。

観光に関するすべてのビジネスが、停止状態。ホテルもそうだ。このあたりのホテルは、他の州から応援に来ている医療従事者や、家族に感染するのを恐れて家に帰る事の出来ない、医療従事者の臨時の住まいとなっていると聞く。

開いているスーパーも時間短縮の、入店人数の制限、店内一方通行に6フィートのソーシャルディスタンスとマスクの装着が義務つけられている。

人間の適応能力に、ちょっと感心している。こんな状況下で1か月以上を過ごしているわけだ。だが、見えないところで色々な弊害が起こりつつあると、一部では心配の声も上がり始めている。

家庭内暴力、児童虐待、育児放棄、精神疾患の発生、夫婦の離婚増加、子供の予防接種を受ける率の低下、家庭相談所への申告数の低下、閉ざされたドアの向こうで何が起こっているのかわからない。

移民コミュニティー、不法滞在者たちの生活の困窮も、大きな記事にはならないが気がかりだ。

また、こんな話も聞こえてくる。アニマルシェルターが過去にない繁盛で、あるところでは、動物が全てもらわれていったか、一時的に里子に出されたかで、シェルターが空になったとか。宅配サービス、オンライン注文が増えて、配達業は今一番忙しい業種のひとつになっているようだ。

このまま、少なくとも5月中旬まではこの状態が続くらしい。

今日は一日雨模様で、裏の窓から見える緑が雨に濡れてほんとにきれいで、半分くらい咲いている紫のライラックが風に揺れて、赤い花をつけた大きな裏の木は、鮮やかで、自然の美しさを再発見し、感動を覚える日々はそれはそれで、自宅待機の醍醐味?なのかなと思ってみる。

カーディナルは、自分の体の鮮やかなことを知っていてか、コントラストの映える場所にとまり、しばし鳴く。胸を張ってじっと動かず、堂々とした風格すら感じる。

 



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