狛江能楽普及会

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いよいよ 9月5日能楽講座

2012-09-01 09:27:29 | 狛江能楽普及会とは
さていよいよ9月。
5日の講座が近づいてまいりました。

さて今回の内容ですが、
「能楽を10倍楽しく見る講座② 『邯鄲』を観る」
とのタイトルどおり、10倍、いやそれ以上楽しくご覧いただけるようご案内致します。

いつものように詞章(全文のセリフ)に沿って、まず難しく感じられる言葉から解きほぐしていきます。

そして「邯鄲」ストーリーがわかりやすく、普通に観ても面白い能なのですが、様々特殊なことがあります。

○にぎやかな登場人物
能楽師がぞろぞろ出てきます。
ああ賑やか!という反面、舞台の人が邪魔で見えない…ということが起こりうる曲です。
オススメの座席が見やすいという情報もあります。

○でっかい作り物
作り物とは平たく言えば大道具のこと。
「邯鄲」では引立大宮というものが大きな意味を持ちます。
作り物や小道具も細かく説明致します。

○囃子事さまざま
「邯鄲」は特殊な状態での舞があり、囃子方としても見計らいが大事になります。
なかなか聞けないそのあたりの難しさをメンバーの囃子方に話してもらいます。
邯鄲ガカリなんて知っていたらなかなか通ですよ!

○邯鄲独特の所作
寝転がる、足を踏み外す、飛び込む…面白い型が多く出るのもこの曲の特徴。
ソラオリ、不思議な呪文のような単語が、あぁこういうこととわかります。

メンバーの行き当たりばった…もとい、多種多様な知識で話はこのほかにも多岐に及ぶはずです。
会場の皆さんの質問も大歓迎です。

なお「邯鄲」上演は9月15日(土)12:30からの円満井会定例能、会場は神楽坂の矢来能楽堂です。
「敦盛」「杜若」のほか、狂言「丼礑」、仕舞6番があり、「邯鄲」は16:30頃からの上演となります。
全席自由で一般:5000円、学生2000円(途中入退場可)です。
詳細は金春円満井会のサイトまで。


どうぞお気軽に能の世界へお出かけください!

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