狛江能楽普及会

狛江市から能楽の輪を広げていきます!
komaenougaku★gmail.com(★を@に変更してください)

ワークショップ内容!

2009-10-27 00:43:39 | 催し
12月2日のワークショップの内容です!
僕たち若手能楽師が丁寧に説明して進行していくつもりです。


◎解説
◈伝統芸能である能とはなにか?歌舞伎とどう違うのか?
能の特徴とは何か?手短に説明いたします。
あんまりお勉強チックなことは短いほうがいいですよね(笑)

◎謡、仕舞体験 
◈能の詞章に節をつけ歌うことを謡と言います。謡は能楽特有の発声、メロディーで、ほかのどの音楽にもない独特の歌い方をします。
◈仕舞とは能の舞(型)のことです。舞踊には大きく分類して舞と踊りがありますが、能は舞の代表的な芸能です。能を演じることを舞うといいます。それに対して日本舞踊では踊るといいます。足の使い方、動き方によって舞と踊りは分けられています。
まずは理屈抜きでやってみましょう!
日本の伝統的な腰腹を意識した体の使い方を体験していただきます。
胆力養成ですよ!

◎楽器・音楽の説明、体験
能で使う楽器(能管、小鼓)を体験していただきます。
◈能の楽器はもともと能専用のものがほとんどで、能の囃子から歌舞伎や民族芸能など、さまざまなものに引き継がれています。
しかし能の囃子は現在でもほとんど古い形を残していて、またそれでいて非常に洗練された音楽性を持っています。
滅多に触ることの出来ない能楽の楽器に触れてみましょう!
笛は能のために作られた能管という楽器です。
小鼓はテレビなどで音は知っていますよね。意外と音が鳴らない・・・

◎参加者が囃子と一緒に舞ってみましょう
参加者に出てきていただき、中村昌弘と一緒に簡単な舞を舞っていただきます。
そのとき栗林、田邊が演奏いたします。
プロの演奏でプロの能楽師と一緒に舞える滅多にない機会ですよ!

最後に希望者には写真撮影をいたします。若手能楽師と一緒に写真を撮ってみませんか?
また楽器や扇を持った写真など、ご希望があれば撮影いたします。
撮った写真はそれぞれお送りさせていただきます!
せっかく撮ったのだから写真欲しいですよね。送り先をお聞きしてお送りさせていただきます。
ちなみに撮影担当は笛の栗林です。。。

狛江駅前というロケーションでいつもと違う経験をしてみませんか?
学校帰りや会社帰り、お買物の帰りなどで気楽に参加出来ます。
狛江能楽普及会では、このワークショップが終わった後も、引き続き謡、仕舞、能管(笛)、小鼓の教室、能楽の講座などを継続的に行っていきます。

謡、仕舞、能管、小鼓の教室!

2009-10-14 18:34:48 | 教室
狛江能楽普及会は狛江市をで能楽を広めたい、との思いからワークショップを開催する運びとなりましたが、一回のワークショップだけで終わるのでは定着しない!と、謡、仕舞、能管、小鼓の教室を継続的に行っていきます。

謡、仕舞の講師の中村昌弘
能管(笛)の講師の栗林祐輔
小鼓の講師の田邊恭資
は全員普段から舞台に立っている若手能楽師(強調してみました)です。

実際に舞台に立っているシテ方、囃子方の若手能楽師(くどいか・・・)から直接習ってみませんか?

各講師それぞれのお稽古となりますので、ご都合など各講師と相談しながらのお稽古となります。

謡、仕舞教室の中村昌弘は現在狛江市、小田急線梅ヶ丘、小田急線新百合ヶ丘、練馬区桜台、JR大塚などでお稽古をしております。
お稽古日は応相談です。
また上記以外の場所でのお稽古も可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。
どちらも初歩より丁寧に指導してまいります。
謡、仕舞を通じて、日本の伝統的な体の使い方などをお稽古してみませんか?


能管教室の栗林祐輔は現在、狛江市、八千代市でそれぞれ月2回お稽古をしております。
詳しくはメールにて問い合わせ下さい。
お稽古日は応相談です。
また上記以外の場所でのお稽古も可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。
能管(能笛)の基本である唱歌から、吹き方まで初歩から丁寧に指導してまいります。
管楽器ですので、呼吸や姿勢等を意識することによっての健康法として、また日本独自の楽器を演奏してみたい方、能が好きなので笛を吹いてみたい!などなどどのような方でも大歓迎です。

小鼓教室の田邊恭資は現在、狛江市、世田谷区三宿でお稽古をしております。
お稽古日は応相談です。
また上記以外の場所でのお稽古も可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。
CM等でよく見る楽器、小鼓を打ってみませんか?
世界一美しい音色の打楽器と言われ、いい音が出た時は本当に楽しいものです。
小鼓も掛け声を掛けますので、呼吸や姿勢を意識した健康法として、またこの変わった打楽器を習ってみたい!など、どのような方でも大歓迎です。

それぞれご興味のある方は
komae-nougaku@mail.goo.ne.jp
までお問い合わせください。
各講師日本全国どのような場所(または海外までも!)でのお稽古も可能です。

12月2日

2009-10-06 03:41:04 | 催し
12月2日のワークショップの内容の検討や、エコルマホール・教育委員会・狛江市・国立能楽堂との様々な事務手続き、その他様々なことの打ち合わせをいたしました!
国立能楽堂研鑽会でそれぞれ舞台を勤めたあとです!

能楽という、皆様に馴染みのない芸能にどう触れていただけるか?
30歳を過ぎても若手と言われる僕たちですが、いつも真剣に考えています!


いままで写真の整理をしていました。
昔の写真もいくつか出てきました。
青春の画像、家族の思い出、つい数年前までフィルムで撮っていたのに忘れてしまった写真撮影の感覚。
本当に魔法のようです。

皆様も是非写真を撮って下さい!(見ないからと撮らない方はすごく多いです!)

ちなみに今度のワークショップでは希望者には写真撮影をさせていただきます!
さらに撮った画像はちゃんと送らせていただきますよ~(^^)

プロフィール!

2009-10-04 02:52:05 | 講師プロフィール
狛江能楽普及会 

代表 シテ方金春流 中村昌弘

1978年 東京都生まれ
 79世宗家金春信高、高橋万紗、高橋忍に師事
 中央大学法学部法律学科卒
 今までに「獅子」を披く

 81年 高橋万紗師に入門
 85年 能「桜川」子方にて初舞台
 98年 能「田村」にて初シテ
 02年 以降、円満井会定例能にてシテを舞う
 09年 「獅子」「乱」披キ
 

現在、国立能楽堂研究生として更なる研さんを積んでいる。


笛方森田流 栗林祐輔

1977年生
国立能楽堂第六期研修修了
松田弘之 及び 杉市和に師事
これまでに
「乱」「石橋」「道成寺」を披く

現在、国立能楽堂研究生として更なる研さんを積んでいる。

2009年2月 国際交流基金 ルーマニア・ウィーン公演
他海外公演、新作能多数


小鼓方大倉流 田邊恭資

1980年新潟生
国立能楽堂第7期研修修了
大倉源次郎 及び 故、鵜沢速雄に師事

これまでに
「乱」「石橋」を披く 

現在、国立能楽堂研究生として更なる研さんを積んでいる。

以上代表者のプロフィールです。




シテ方とは能の主役、地謡(状況描写)などを勤めます。
そのほか舞台上の様々なことをシテ方が中心になって進めます。
神様や幽霊、妖精、または現実の人間など様々な役柄を演じます。

笛とは、笛にも様々な種類がありますが、能で使う笛は「能管」「能笛」といいます。能管はその名の通り、能のために作られた笛です。
楽器としてみると、非常に特殊な楽器です。
元々は霊を呼び出すための音なんです。(怖いですね・・・)

小鼓は一番お馴染みな楽器だと思います。
よくCMなどで女優さんが打ってますよね!
世界一美しい音色の打楽器と言われます。
湿度に非常~に敏感で、良い音を出すのはそんなに簡単なことではありません。
実際に打ってみればわかるかも!(笑)


狛江能楽普及会ブログです!

2009-10-04 01:15:39 | 狛江能楽普及会とは
このたび狛江市在住能楽師 シテ方金春流 中村昌弘を中心として、狛江市を中心に能楽普及のための活動をする、[社会教育団体 狛江能楽普及会] を発足いたしました。

狛江能楽普及会とは

代表 シテ方金春流 中村昌弘 
    笛方森田流  栗林祐輔
    小鼓方大倉流 田邊恭資 

が狛江市を中心に能楽普及の活動を積極的にしていく団体です。

能楽というと「敷居が高い」「何を表現しているのかわからない」「どこでやっているのか知らない」「歌舞伎とちがうの?」「そもそも能楽なんて知らない」
など、日本が世界に誇る伝統芸能であるにもかかわらず、あまりに認知度が低いのが実情です。
ユネスコの世界無形文化遺産第一号という、世界的に認められた歴史文化にもかかわらず、そのアピール度の不足などからクラシックや演劇、落語、文楽、歌舞伎、邦楽などに比べ著しく認知度の低い芸能となっております。

21世紀になり政権も自民党から民主党へ、グローバル化社会、不況の風がいたるところに吹く。。。新しく何かしなければ能楽はそのまま、まさしく「遺産」になってしまうのではないか?
そのような思いから、代表の中村昌弘が狛江市在住ということもあり、このたび [社会教育団体 狛江能楽普及会] が発足する運びとなりました。

まず能楽とは??
この疑問に答えるために
2009年12月2日 午後7時

小田急小田原線 狛江駅前

狛江エコルマホール6F展示・多目的室

におきまして
能楽ワークショップ
を開催することになりました。

今回のワークショップ開催におきまして
「狛江エコルマホール、狛江市教育委員会、独立行政法人 日本芸術文化振興会 国立能楽堂」
の全面協力の下、非常に充実した内容とすることが出来ました。


対象者は年齢性別不問

参加人数は会場のスペースから 100人程度 まで

参加費は 大学生以上500円 高校生以下無料


となっております。

所々に笑いを挟む進行、普段触れることのない和楽器、ワークショップ開催後 希望者には写真撮影 と、まさにまさに充実した内容となっております。

参加希望者様、参加希望団体様は

電話、FAX 03-6671-2137(中村)
komae-nougaku@mail.goo.ne.jp
まで、お問い合わせ、申込みお待ちしております!


 

ようこそ能楽の世界へ!