狛江能楽普及会

狛江市から能楽の輪を広げていきます!
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能楽体験講座「狂言編」

2015-09-25 11:41:37 | 狛江能楽普及会とは
9月30日(水)14時より、狛江エコルマホール6階展示・多目的室にて、能楽体験講座「狂言編」を行います。
普及会も結成してはや7年目。
能楽とは能と狂言の総称なのですが、今まで狂言の講座は開催できずにいました。
昨年あたりから講座に参加していただける方もコンスタントに増えて、講師をお呼びできると判断し、ついに行うこととなりました。

お招きする講師は、大藏教義師
http://kichijirou-kyougenkai.jp/profile/noriyoshi/
かつて狛江市内にお住いになった経験もあり、ゆかりのある方です。
気鋭の狂言方として舞台活動はもとより、講座実績も豊富。
楽しくわかりやすいと好評です。

狂言のことを座学と体験を通じてたっぷりと。
そして能との違いを実演を織り交ぜながら、狂言で用いられる囃子のことにも触れます。
なかなか見られない、狛江能楽普及会ならではの講座です。
是非お見逃しなく!

参加費は1000円(別途教材費200円)。
お申し込みはメールにてお願いいたします。

能を10倍楽しく観る講座「枕慈童」

2015-09-02 15:33:44 | 催し
8月26日、エコルマホール・展示多目的室にて能を10倍楽しく観る講座「枕慈童」が開催されました。
今回はjcomさんの取材が入っての講座となりました。
「枕慈童」ですが観世流では「菊慈童」といいます。能としてはコンパクトな作品ですが、作物(舞台装置)など華やかな能なのです。


このように取材は入っての講座です。


最近恒例の鳥山画伯による絵で作物の解説をします。


この作品のメイン、「楽(ガク。決してらくな舞ではありません)」の実演。椅子に座っての演奏ですが講座なのでお許し下さい。


装束の解説。笛の栗林がモデルになって「半切」の説明を。能装束は一人では着られないんですね。


付いたところ。そこそこの重量があります。


今回もってきた面は「童子」。少し雰囲気の違う「慈童」という面もあります。


最後に代表・中村のインタビュー。jcomさん、取材に来て下さりありがとうございました。

次回の講座は9月30日(水)14:00~16:00の30分拡大版で、狛江能楽普及会としては初めてゲストを迎えての能楽体験講座「狂言編」をお送り致します。
笑いの芸術、狂言の技法をお楽しみ下さい。

むいから民家園「能を楽しく学ぼう」

2015-09-02 15:06:38 | 教室
7月の終わりから8月にかけて狛江市主催・小学生対象の全5回「能を楽しく学ぼう」が狛江駅徒歩7分の「むいから民家園」にて開催されました。
狛江能楽普及会のメンバーが謡・仕舞・笛・小鼓を指導させて頂きました。

以下、発表会の様子です。


発表会が始まる前に練習です。高砂のお稽古です。


秋の気配ですね。赤とんぼが留まっていました。


小鼓のお稽古。まだまだ小鼓は重くて支えが必要な子も。


先生と一緒にお仕舞のお稽古。まだ本番までもう少し。


最後の仕上げ。


本番です。まずは連吟「高砂」


仕舞「老松」

この後講師が高砂を演じました。

夏の思い出になってくれると嬉しいですね。
また同じような教室が開催される予定です。その際には是非沢山のお子さんに参加して頂きたいと思っております。
能は自分でやってみると非常に面白いものです。「遺産」にならないよう、これからも沢山の方に触れて頂く機会を作っていきます。



ようこそ能楽の世界へ!