9匹は健在でした
爺さんが住んでいる場所は国立公園のある奥テレルジを源流にしている
一級河川のトーラ川と北の連峰を源流にしている二級河川セレベ川の間に
有る中州にマンションが建設されている
昔の話だが雪解け時、水位3mの濁流が首都を襲ったという話がある・・
30年前!
そこで爺さんは購入時、マンションの最上階を購入した時代である
爺さん何歳まで生きようとしているんだろう・・
月曜日からまたまた、寒さがぶり返し深夜はマイナス30度まで下がる寒さ
野良公たちの棲家はセレベ川の中洲(小さい)人間様も渡れない・・
野良公も渡れない
お互いが冷たい水で境界を作っている・・
しかし、ベージュの雄犬は爺さんを威嚇している
これをモンゴル人にすれば生存率が低くなる・・保健所が出動してくる
散歩する時も爺さんはセレベ川の傍を普段は歩かない・・・
川の傍はマイナス5度の違いが有る
月曜日も火曜日も寒さが厳しく昼間からマイナス15度!頬がヒリヒリする寒さ!
野良公の観察を始めた以上!野良公を今日も見なきゃならない
寒さでデジカメを触りたくない!デジカメを操作する為
素手で触ると1分もしないで指が痺れてくる
寒さと指の痺れで子犬を数えるのが辛い!
真剣に要領よく数えたが8匹しかいないように思えた
デジカメを操作するのが辛い!
出来る事なら重要な事、以外はデジカメを触りたくない
外気温度が如何だろうと関係ない!
何度だろうが人間は生きていけるということである
人間を環境が甘えさせるが
甘えん坊さんもモンゴルのような環境にくれば
しっかり順応します!
誰かが餌を与えている
爺さんはたまたま一昨日に野良公の鳴き声に気がついた!
でも成長から見れば1ヶ月は経過している
それまで生きているのだから川傍の住人は赤ちゃん犬の時から
観察し続けている・・鳴き声も聞いている
モンゴル人は犬好きである、鳴き声でどういう状況かも知り尽くしている
野良公たちがいる場所を見れば餌が投げ入れているようである
ビニール袋・小バケツ・骨などが投げ込まれている
爺さんがデジカメで写している時も背後のマンション窓から
何人かの人が爺さんの様子を見ていた!
犬好きなモンゴル人
心配しているのは爺さんだけじゃない!
モンゴル人は生き物に寛容なところがある・・宗教の問題である
生き物を大切にする・・チベット密教仏教が国教である
自宅でよくよく写真を精査すると9匹が健在だということが判明して一安心!
観察続行!
子犬も一塊じゃなく幾つかの集団に分かれている!
深夜は親とて一人より集団でいたほうが温まる事だろう
夜の行動も見たいがそこまでの勇気はない!
それにしても毛皮一枚でマイナス30度以下の世界で
掛け布団もなく生き抜くのだから野生の動物は強い!
頑張れ!野良公!