最後まで責任を持て
爺さんの自宅から真北2kmに位置する3地区まで徒歩で散歩へ出掛ける
よく言えば好きな可愛い子がいるという事にしておこう!
悪く言うならマイナス15度・20度の寒さの中、よく散歩するよ!
好きとはいえ馬鹿馬鹿しいといわれても仕方ない!
何故!歩いているんだ・・・健康と時間つぶしか宿命?
それも徒歩で往復6kmはゆうに歩いている!道は直線じゃないから
自宅に戻るとクタクタになる・・膝はガクガク・・肺は汚れる!
そんな3地区の住宅街の広場に野良公がいる・・・
これは以前、飼い犬である住宅の広場から離れようとしない!
また、生まれつきの野良公とも行動を共にしない
もしかしたら
写真の爺さんが飼い主かもしれない・・私を一瞥して戻っていった
爺さんが見た目ではこの犬はロシア産の熊やトラの狩猟に使う犬と見ている
見た目も秋田犬のように大型犬で躾もしてある、爺さんが近寄ると逃げる
爺さんは散歩に行くと必ずこの犬に声をかける!
声を掛けると目を開けてくれる
でも生気がない!見た目は老犬でもない!
モンゴルでは家族の中に子供が生まれたりするとペットを捨てる習慣がある
子供と子犬が同時に生まれると嫌がられる!この場合は何だろう!
気になって仕方ない!
餌がちゃんと準備されているから何か事情があるのだろう
それにしても酷い飼い主である!
看取れないなら飼うな!
二度目の寒波襲来で夕方、帰り道に写したもの、体力と飼い主から
見放された心の傷で今年の冬を乗り切れるのか・・犬好きでも捨てれば
愛犬家じゃない・・・捨てるぐらいなら飼わなきゃいい
爺さんも庭付きの家なら保護したいがマンションの最上階では保護
しようがない!まして成犬では懐いてくれるかどうかという問題もある
何と子犬だった
家から200mの場所にガソリンスタンドがある!そこに黒い野良公が棲みついている
三日前のデジカメじゃ親犬だと思って写真を写しておいた
昨日、そこを通ると子犬が3匹遊んでいた!
目の悪い爺さんだから三日前は成犬と思いや
何と子犬である、ここから300m上流に例の9匹の野良公の棲家がある
モンゴルの犬は餌のない一番寒い冬に子犬を出産する・・不思議の一つである
昨日は一昨日と同じで寒さは同じ!昼間でマイナス15度だから寒い!
でも風がないぶん暖かい・・そこで子犬が巣の傍で遊んでいたのを
爺さんが見たというオマケである!
コロコロして可愛い!
この場所は工場地帯で工業機械や重機置き場になっている
そこで警備員として雇われている従業員は番犬を飼いっている
上流300mの犬も紐の首輪を切って自由を謳歌している
此方もガソリンスタンドか重機置き場の番犬の落とし子か!
親が何時も歩道で別の野良公に威嚇していたのが理解できた