>水戸黄門 最終回はどのようになりますか?
komasaram
1987年に必殺シリーズが「仕事人V風雲竜虎編」「必殺剣劇人」を最後に単発の2時間スペシャルに移行したように、「水戸黄門」も今後はスペシャルで何回かやるでしょう。
「大岡越前」の加藤剛や「暴れん坊将軍」の松平健のような主役俳優のイメージにとらわれない作品なので、今後は光圀役の俳優を変えて、里見浩太朗は光圀以外の別の役で出るような形で放送されるかも知れません。
ある意味で月形龍之介の映画の時代(里見浩太朗が格さんだった)に戻るでしょう。
徳川光圀の死が描かれないで終わるでしょうね。
元禄赤穂事件や吉宗の伝記を扱った時代劇では光圀の生前と没後が通して描かれましたが、「水戸黄門」は光圀の隠居を描いて死は描かず。
「ドラえもん」でのび太の入学式を描きながら卒業式(中学以降はのび太がタイムマシンで見る未来)は描いていないのと同じですね。
「水戸黄門」といったところで主人公は徳川光圀なんですから、光圀が少年時代、水戸で過ごした日日、藩主として江戸で過ごした時代を描く選択肢もあったはずなのに、光圀が隠居で毎回印籠というパターンに執着して飽きられたのが終了の原因でしょう。本来、水戸と江戸を往復していればいい元水戸藩主が日本各地の地方政治に干渉し、忍びと言いながら毎回葵の御紋をみせびらかす番組が40年も支持されただけで異常な事態でした。みなさんは「水戸黄門」の何を見たかったんでしょうか?
不満があっても地元の責任者や民衆が何もせず、「水戸老公」のような救世主が現れて何とかしてくれるのを待つだけ。この「安心感」が番組の魅力でしたが、それが無責任社会を生んでいるのです。
原発問題だって原発のせいで被災地では老人が家から追い出され、家畜は殺され、それで首相が脱原発を言ったらまた周りがたたく。批判する側は何もしなくていいから勝っ手なんですよ。じゃあ原発を残して日本中を放射能だらけにしていいのか。
水戸黄門が悪代官を処罰するようにトップをころころ交代させれば済むと思う安易な感覚。それで毎年首相が代わっても政治は何も変わらない。「水戸黄門」だって何度「世直し旅」をしても日本各地でまた悪代官や悪徳商人が出るでしょう。そのモグラたたきのような解決法を大衆がもてはやしているのが問題。
東野英治郎時代の初期は色々冒険をしていたのですが、視聴者がマンネリを希望し、視聴者がそれに飽きたということでしょう。
回答日時:2011/7/15 15:27:46
編集日時:2011/7/15 15:42:23
-----------------------------------------
BLOG内検索 水戸黄門 水戸黄門+終了
BLOG内検索 最終回+水戸黄門
『水戸黄門』の最終回(1)
「水戸黄門」の最終回(2)と後番組
水戸黄門の最終回(3)
komasaram
1987年に必殺シリーズが「仕事人V風雲竜虎編」「必殺剣劇人」を最後に単発の2時間スペシャルに移行したように、「水戸黄門」も今後はスペシャルで何回かやるでしょう。
「大岡越前」の加藤剛や「暴れん坊将軍」の松平健のような主役俳優のイメージにとらわれない作品なので、今後は光圀役の俳優を変えて、里見浩太朗は光圀以外の別の役で出るような形で放送されるかも知れません。
ある意味で月形龍之介の映画の時代(里見浩太朗が格さんだった)に戻るでしょう。
徳川光圀の死が描かれないで終わるでしょうね。
元禄赤穂事件や吉宗の伝記を扱った時代劇では光圀の生前と没後が通して描かれましたが、「水戸黄門」は光圀の隠居を描いて死は描かず。
「ドラえもん」でのび太の入学式を描きながら卒業式(中学以降はのび太がタイムマシンで見る未来)は描いていないのと同じですね。
「水戸黄門」といったところで主人公は徳川光圀なんですから、光圀が少年時代、水戸で過ごした日日、藩主として江戸で過ごした時代を描く選択肢もあったはずなのに、光圀が隠居で毎回印籠というパターンに執着して飽きられたのが終了の原因でしょう。本来、水戸と江戸を往復していればいい元水戸藩主が日本各地の地方政治に干渉し、忍びと言いながら毎回葵の御紋をみせびらかす番組が40年も支持されただけで異常な事態でした。みなさんは「水戸黄門」の何を見たかったんでしょうか?
不満があっても地元の責任者や民衆が何もせず、「水戸老公」のような救世主が現れて何とかしてくれるのを待つだけ。この「安心感」が番組の魅力でしたが、それが無責任社会を生んでいるのです。
原発問題だって原発のせいで被災地では老人が家から追い出され、家畜は殺され、それで首相が脱原発を言ったらまた周りがたたく。批判する側は何もしなくていいから勝っ手なんですよ。じゃあ原発を残して日本中を放射能だらけにしていいのか。
水戸黄門が悪代官を処罰するようにトップをころころ交代させれば済むと思う安易な感覚。それで毎年首相が代わっても政治は何も変わらない。「水戸黄門」だって何度「世直し旅」をしても日本各地でまた悪代官や悪徳商人が出るでしょう。そのモグラたたきのような解決法を大衆がもてはやしているのが問題。
東野英治郎時代の初期は色々冒険をしていたのですが、視聴者がマンネリを希望し、視聴者がそれに飽きたということでしょう。
回答日時:2011/7/15 15:27:46
編集日時:2011/7/15 15:42:23
-----------------------------------------
BLOG内検索 水戸黄門 水戸黄門+終了
BLOG内検索 最終回+水戸黄門
『水戸黄門』の最終回(1)
「水戸黄門」の最終回(2)と後番組
水戸黄門の最終回(3)