時代劇の主役が実在したら迷惑 2007/ 4/ 9 9:41 [ No.14834 / 17902 ]
投稿者 : goinkyo_sinsan_kinsan_mukodono
「水戸黄門」を喩えに出した「改革派知事待望論」への批判があります。
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Yahoo!みんなの政治
>「中央公論」、分権自治の根源は議会にある~「改革派知事」待望は水戸黄門幻想だ=片山善博
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分権自治の根源は議会にある「改革派知事」待望は水戸黄門幻想だ=片山善博 [中央公論]
>“水戸黄門”よりチェック機能を
>『水戸黄門』というテレビの時代劇がある。「改革派知事」ブームはこれに似ていた。水戸黄門の事件解決は鮮やかだ。だが、その地域の構造的な改革にはつながっていないので、一行が去ってしまえば、また同じ問題が起きる。だからテーマは絶えることなく、長寿番組にもなる。水戸黄門の悪いところは、そのつまみ食い的な問題解決をみんながもてはやし、すっきりした気持ちになってしまうことだ。
>「改革派知事」とは、こんな水戸黄門を待望するメディアの幻想だったのかもしれない。
「水戸黄門」の場合、光圀が日本各地で不正を摘發しますが、地元に根ざした改革をしないですぐ現場を去ってしまうので、しばらくするとまた各地で不正がおこり、また光圀が一々旅をしないといけない。
これは「改革派知事」に似ているという分析です。
「全国漫遊」がフィクションであるのは当然で、時代劇の「水戸黄門」では日本中の地方政治・地域経済で一向に自浄作用が働く気配がなく、地元住民の声をトップに届けるには、常に中央から監視役を何度も何度も派遣しないといけない。
しかも、過去の漫遊の効果や後日談が全く描かれおらず、根本的解決にならない場当たり的な対処療法の繰り返し。
あれでは将軍が日本全土を直轄地にした方がいいという結論になります。
知事というのは曲がりなりにも地域のトップですが、時代劇の光圀の場合、「先の副将軍」=「前のナンバー2」なので前副總理が偽名を名乗って全国を私的に旅行して地方政治に干渉しているのと同じ。完全な越権行為。山崎拓の北朝鮮訪問を国内で年中やっているわけで、中央の人材不足です。
「大岡越前」や「遠山の金さん」も警視總監が目撃者と裁判官を兼ねていないと何も解決できないという設定で、そういう視点で見るとよくわかります。
もちろん、現実には光圀も忠相も景元もああいう形の活動はしていなかったわけで、汚職や不正について「時代劇のようにはいかない」と嘆くのは的外れで、「時代劇のよう」では困るわけです。
トップ > エンターテインメント > テレビ > ジャンル > 時代劇 > 時代劇ツッコミ隊
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「水戸黄門、今期で制作終了」(時事通信)
浜名湖のホテルで 権威主義 | 子育て最前線BYはやし浩司
徳川光圀 - Wikipedia>光圀の人物像
投稿者 : goinkyo_sinsan_kinsan_mukodono
「水戸黄門」を喩えに出した「改革派知事待望論」への批判があります。
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>「中央公論」、分権自治の根源は議会にある~「改革派知事」待望は水戸黄門幻想だ=片山善博
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分権自治の根源は議会にある「改革派知事」待望は水戸黄門幻想だ=片山善博 [中央公論]
>“水戸黄門”よりチェック機能を
>『水戸黄門』というテレビの時代劇がある。「改革派知事」ブームはこれに似ていた。水戸黄門の事件解決は鮮やかだ。だが、その地域の構造的な改革にはつながっていないので、一行が去ってしまえば、また同じ問題が起きる。だからテーマは絶えることなく、長寿番組にもなる。水戸黄門の悪いところは、そのつまみ食い的な問題解決をみんながもてはやし、すっきりした気持ちになってしまうことだ。
>「改革派知事」とは、こんな水戸黄門を待望するメディアの幻想だったのかもしれない。
「水戸黄門」の場合、光圀が日本各地で不正を摘發しますが、地元に根ざした改革をしないですぐ現場を去ってしまうので、しばらくするとまた各地で不正がおこり、また光圀が一々旅をしないといけない。
これは「改革派知事」に似ているという分析です。
「全国漫遊」がフィクションであるのは当然で、時代劇の「水戸黄門」では日本中の地方政治・地域経済で一向に自浄作用が働く気配がなく、地元住民の声をトップに届けるには、常に中央から監視役を何度も何度も派遣しないといけない。
しかも、過去の漫遊の効果や後日談が全く描かれおらず、根本的解決にならない場当たり的な対処療法の繰り返し。
あれでは将軍が日本全土を直轄地にした方がいいという結論になります。
知事というのは曲がりなりにも地域のトップですが、時代劇の光圀の場合、「先の副将軍」=「前のナンバー2」なので前副總理が偽名を名乗って全国を私的に旅行して地方政治に干渉しているのと同じ。完全な越権行為。山崎拓の北朝鮮訪問を国内で年中やっているわけで、中央の人材不足です。
「大岡越前」や「遠山の金さん」も警視總監が目撃者と裁判官を兼ねていないと何も解決できないという設定で、そういう視点で見るとよくわかります。
もちろん、現実には光圀も忠相も景元もああいう形の活動はしていなかったわけで、汚職や不正について「時代劇のようにはいかない」と嘆くのは的外れで、「時代劇のよう」では困るわけです。
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「水戸黄門、今期で制作終了」(時事通信)
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