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komasaram
>大岡一前
「大岡越前(おおおかえちぜん)」の間違いでしょうが「おおおかいちぜん」と打つと「大岡一膳」と変換されます。「一前」にしたのは「いち」と「ぜん」で別々に変換したんですかね?
「大岡」は「おおおか」と打たないと出ないのでこれは偉い。
「おうおか」だと「王岡」になるし、「おおか」だと「大岡」は出ないでしょうね。
「暴れん坊将軍」で「オオオカイチゼン」を名乗る若い武士が現れ、人々は「大岡越前」だと思って驚き、本人は「私はエチゼンとは名乗っていない。イチゼンだ」と言っていました。人間は聞いたことばを聞きなれた形に置き換えて受け止める性質があります。少しの訛りでも聞き取れるのはそのせいで、「空耳アワー」みたいなもの。
>東山の金さん
「遠山(とおやま)」が「東山」になったのは「とうやま」と打ったせいですか?
「遠い」は「とおい」であって「とうい」でないことは現代かな遣いの基礎ですけどね。
「子連れ狼(こづれおおかみ)」を「子ずれ狼」と書いた人も知恵袋にいます。子供がどうずれているのか。「狼(おおかみ)」を「おうかみ」と勘違いして「王神」のように変換ミスをしなかっただけましですかね?
さて時代劇に関しては、1970年代、80年代の全盛期を知る人が視聴者に多く、そのあと、誰がやっても前のイメージと違うと言われ、さらに時代劇でうまく演じることができる若手俳優が育成されていないのが問題ですね。
「遠山の金さん」なら杉良、高橋英樹の後に松方弘樹でピークを迎え、「暴れん坊将軍」なら松平健、「大岡越前」だと加藤剛が当たり役でした。だから松平健が金さんを演じたり、北大路欣也が大岡越前を演じたりしても余り高い視聴率を稼げなかったのでしょう。
ちなみに「北大路」は現代かな遣いで「きたおおじ」であって「きたおうじ」じゃないですよ。「きたおうじ」だと「北王子」になってしまいます。
ただ、吉宗を主人公とする時代劇は大河ドラマ「八代将軍吉宗」やテレビ東京の「徳川風雲録 八代将軍吉宗」もあります。
「銭形平次」も大川橋蔵のあと、風間杜夫、北大路欣也、村上弘明が受け継いでいます。
時代劇はもっと増えてほしいですね。
ただ将軍家、奉行所関係者のような権力者の側が権力の悪をこらしめてくれるのを待つだけのタイプの時代劇はもうはやらないでしょう。
江戸時代を舞台に人間ドラマを描いた作品が今後は主流になると思います。
なおNHKの土曜時代劇「オトコマエ!」でも柴田恭兵が遠山の金さんを演じていました。
回答日時:2011/7/17 00:17:33
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