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【京都 山科 毘沙門堂】新春京都⑥2024/1/5

2024年03月06日 | 旅行
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「山科」 にやって来たのは、こちらのお寺に行きたかったから…

『毘沙門堂』

大宝3年(703)、出雲路(京都御所の北方)に創建され、

寛文5年(1665)、山科の地に創建された天台宗の門跡寺院だそうです。

この門跡寺院とは、皇族や公家などが出家して寺主を就める

特別なお寺を “門跡(もんぜき)” というそうです。

毘沙門堂も門跡寺院の格を持つ寺院の一つで、

天台宗京都五箇室門跡として、妙法院・三千院・青蓮院・曼殊院・毘沙門堂が

あるそうです。



ご本尊は毘沙門天で、急な本殿に向かう階段の横に、

よくガイドブックに載っている階段がありました。

勅使門に続く階段が紅葉のトンネルになる画像をよく目にしますね。



先ほどの急な階段を上がると、

大きな提灯がお出迎えです。

両側に阿吽像の仁王門でした。 (怖くて画像はなし)



拝観料を納めて、お寺内の説明を聞きました。

朱色の本殿と御所から移築された宸殿などが山中に静かに佇んでいました。



本殿から続く霊殿には、江戸時代の絵師・狩野永叔主信の作とされている

天井の守護龍がいます。

龍の鋭い眼つきや顔つきは、見る角度によって変化するそうで

下をぐるぐる回りながら拝観させてもらいました。

画像は毘沙門堂HPよりお借りしました

カメラで写せる場所とそうではない場所があるので

やはりご自身で出掛けて頂くことが1番ですね~

雲殿と宸殿は、建物の色がからりと変わるので一目瞭然です。



「毘沙門堂」 での見どころでもある 宸殿の動く襖絵。

宸殿内部の障壁画百十六面は、すべて狩野探幽の養子で狩野益信の作だそうです。

どの角度から見ても、鑑賞者が中心になるという逆遠近法の手法が用いられている

見る人が動くと、絵が変化しているように見える襖絵です。


画像は毘沙門堂HPよりお借りしました

宸殿に飾られていた今年の絵馬です。



最後にお庭を拝見させてもらったときに

お庭側から宸殿を撮影。



立派な書と、お正月の飾りが新春に京都を訪れた感じがしてるでしょ?

京都の鏡餅は、独特の飾り方ですね。

串柿(古老柿) を初めて見たときは、驚きました。



お庭に、横に張りだした枝振りが見事な枝垂れ桜が

立派で、春に再び来てみたいなぁ…



横に勅使門に続く緩い階段がありますが、

そちらは門が閉めてあったので、帰りもこちらの急な階段で帰ります。



最近は、階段の上りより下りの方が怖くなりました。

落ちたら大変ですから気を付けて降りてきましたよ。



この 「毘沙門堂」 へ駅からの道は、

ゆっくり歩いて20分~30分くらいでしょうか…

案内板に沿って歩くか、短く車道を歩くかですが、

私たちは、行きはハイキング気分で疏水と川沿いをのんびり歩きました。

帰りは車道を通ったら、半分の時間で駅に到着しました。

簡単に来られないので、拝観する人が少なく、落ち着いていました。

【毘沙門堂】
京都市山科区安朱稲荷山町18
拝観時間 : 9:00~17:00

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